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黒い飛行機のスターフライヤー。
北九州に本社をかまえる航空会社です。
全席レザーシート、個人モニター等他社にないサービスを提供し顧客満足度で常に上位に入っています。
ANAとコードシェア(共同運航)しているので乗ったことがある人も多いのでは?
さて、スターフライヤーは株式を発行しています。配当は少なく配当目的だと魅力薄ですが、株主優待は100株で3枚もらえるとあってかなりおすすめです。優待は普通運賃から50%引きで使えます。
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目次
スターフライヤー(SFJ)って?運航路線国内線は6路線。国際線は台北へ2路線。
2002年神戸で神戸航空株式会社として設立しました。
その後、2003年に北九州空港に本拠地を移動。ANAホールディングスが約17.9%株式を保有し大株主となっています。
運航路線は本拠地の北九州や福岡が中心。羽田は4路線あります。
国際線は北九州、セントレアから台北桃園へ。2018年に国際線が開通し話題になりました。
スターフライヤーの特徴
機材はエアバスA320を11機保有。機材を統一させることで運用コストを削減しています。
全席レザーシート、ゆとりあるシートピッチ、個人モニター、スペシャルコーヒー(チョコレート付き)と他社にないサービスで差別化に成功。
顧客満足度でも常に上位の会社です。早朝便、夜便の一部以外はANAとコードシェア(共同運航)しているのでANAから予約することも可能。
ANAから予約するとANA便として扱われるのでANAマイルも貯まります。
運航路線が限られているので乗る機会も少ないですが、関西や福岡の場合に時間があえばANA運航ではなくスターフライヤー運航を利用するようにしています。
尚、福岡線、北九州線は第2ターミナル(JAL側)での利用となります。ANAラウンジは利用できないので、パワーラウンジを利用するようにしてください。
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2019年3月期の売上予想
売り上げは順調に推移しています。
2019年は減益の予定。原油高と国際線進出に伴う費用増の影響です。
売上高(億円) | 経常利益(億円) | |
15/3 | 347 | 9 |
16/3 | 344 | 26.5 |
17/3 | 349 | 29.9 |
18/3 | 381 | 27.3 |
19/3(予想) | 397 | 11 |
2018年10月に開通した台北線の搭乗率について10月は60%を超えていましたが、その後は低下し12月は40%台。(HP調べ)
国際線の搭乗率をいかに増やせるかが今後の課題です。
スターフライヤーの運賃の種類
スターフライヤーは早割運賃があります。
- そら旅80(80日前までに予約)
- そら旅60(60日前までに予約)
- そら旅45(45日前までに予約)
- そら旅28(28日前までに予約)
- そら旅21(21日前までに予約)
2019年3月現在だと2019年10月26日までの運賃が発売されています。
航空券は早めに購入すれば安くなりますが、取消手数料が高いので予定がはっきり分かっている人向けの運賃です。
一方、予定が分からない、直前で予約する場合は株主優待等の変更可能な運賃が便利です。
スターフライヤーの株主優待券の使い方。メリット、有効期限。
スターフライヤーの決算は9月と3月。
2019年3月の権利付き最終日は3月26日(火)、権利落ち日は3月27日(水)。
従って3月の配当及び株主優待を得るには以下の流れになります。
- 3月26日までに購入する必要がある
- 3月27日になれば売っても権利を得られる
スターフライヤー株の予想配当は2019年3月期で10円。
2018年3月期は20円でした。配当性向は0.2%ほどなので、配当目的で保有するのはおすすめできません。
配当が少ない一方で株主優待は魅力。
なんと100株で株主優待券が3枚もらえます。
以降、100株ごとに3枚追加。上限は6,000枚です。*9月はカレンダーもあります。3月も9月ももらえるのが良いですね!
最低単元は100株で2019年3月20日の終値は3,775円。きりが良い3,800円で必要資金、もらえる株主優待をまとめました。
所有株数 | 必要資金 | 3月 | 9月 |
100株 | 380,000 | 3枚 | 3枚 |
200株 | 760,000 | 6枚 | 6枚 |
300株 | 1,140,000 | 9枚 | 9枚 |
400株 | 1,520,000 | 12枚 | 12枚 |
株主優待券の有効期間は以下の通り。
基準日 | 発行月 | 有効期間 |
3月31日基準発行 | 5月 | 6月1日~翌年の5月31日 |
9月30日基準発行 | 11月 | 12月1日~翌年の11月30日 |
2018年9月30日基準分から有効期間が1年になりました。かなり便利になりましたね。
株主優待券の特徴
株主優待運賃の特徴は以下の通り。
- 普通運賃の半額で利用できる。
- 当日の予約もOK。
- 株主優待の有効期間内なら変更可能。
- 予約便出発時刻まで払戻可。
- 株主優待の座席は制限あり。
- 予約日含め4日以内に購入する必要あり。
- ただし、3日以降当日は出発の20分前までに購入する必要あり。
普通運賃の半額で利用でき変更可能なフレキシブル運賃です。
普通運賃の半額になってますね。ただし、早割運賃の方が安いので、航空券が高くなる直前で買えば買うほどお得になる運賃です。
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株主優待券の使い方
株主優待券の使い方は簡単。WEB上で株主優待運賃を選択し決済に進みます。搭乗前までに優待番号を入力する必要があるので忘れないでください。
さて、スターフライヤーはANAとコードシェア(共同運航)しています。
スターフライヤーのマイルを貯めているならスターフライヤーから予約、ANAマイルを貯めているならANAから予約するのがベストが以下の注意点。
ちょうど昨日(3月20日)、当日の運賃を調べていました。
羽田関西線のANA便は空きがありませんでした。
一方、スターフライヤーを見ると空きがあり。株主優待も使えますね!
当然と言えば当然ですが、座席はスターフライヤーの方が空きが多いので、スターフライヤーの株主優待を持っておくと助かる場面が出てくるかもしれません。
スターフライヤーの株主優待運賃の使い方。まとめると以下。
ANA便で予約が取れないときにスターフライヤー側で席を押さえられるのは使い勝手良し。
さて、スターフライヤーの運航路線は以下の通り。
- 羽田北九州(1日11往復)
- 羽田福岡(1日8往復)
- 羽田関西(1日5往復)
- 羽田山口宇部(1日3往復)
- 中部福岡(1日3往復)
- 北九州那覇(1日1往復)
運航路線が6路線と少ないのがデメリット。逆にこれらの路線で利用する場合は優待が手元にあれば安心できますね。
尚、有効期間は1年。使わなければオークション等で売却すれば良し。2019年3月現在だと4,500円ほどで取引されています。
ANA、JALの優待につられて高くなってますね。*取引量は少ないのでANA、JALに比べて価格変動は大きそうです。
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まとめ
スターフライヤーの株主優待についてまとめました。
スターフライヤー株の配当は低いですが、最低単元(100株)で優待が3枚もらえるのは大きい。長期保有ではなくクロス取引で仕入れるのはあり。私もクロス取引で利用する予定です。
スターフライヤーは他社と差別化することで成長してきました。評判も高く多くの路線でANAとコードシェア(共同運航)しているので、売り上げも安定しています。
その他、24時間運営の北九州空港を利用し早朝や夜遅い時間に運航しているのも売り上げ増になっている形です。
長期保有ならANAとJALでしょう。株主優待は1枚でも持っておくと便利、安心できます。株主優待は2018年以降かなり高くなっているので、保有やクロス取引で仕入れるのがおすすめです。
のりさん、いつも配信を楽しみにして読んでおります。
私が利用している証券会社では、スターフライヤーの売信用取引はやっていないようでした。
いつもありがとうございます。証券会社によって違いますね、ありがとうございます。私はSBIですが、今日の午後確認すると信用玉はありませんでした。