伊丹空港の保安検査をスムーズに！『スマートレーン』を使ってみました

伊丹空港でスマートレーンを使ってみました。

スマートレーンって？

最先端の保安検査機。2017年1月に日本で初めて関西国際空港で導入された。2017年7月にトライアルで導入された伊丹空港ではトレー移動の自動化により30％の時間短縮に繋がると発表された。本運用は2020年を予定。

自動化によりスムーズに搭乗ゲートに向かうことができるというわけです。伊丹空港は関西の拠点。時間帯や曜日によって激込みするレーンが緩和されれば良いですね。

スマートレーンは2017年7月にトライアルとして運用を開始しました。
2020年春本運用の予定。

発表通りスムーズに搭乗ゲートに向かうことができるのか？
今回、実際に体験してみました。

伊丹空港で待ち時間短縮に繋がるスマートレーンを使ってみた

伊丹空港で待ち時間短縮に繋がるスマートレーンを使ってみた

スマートレーンって？

シンプルに言えば『待ち時間を緩和しましょう』と言う取り組みです。

イメージ図は以下。＊画像は関西エアポートからお借りしました。
レーン長くないですか？レーンは従来の7メートルから14メートルに延長されたようです。トレーの移動は係員がやっていましたがそれも自動になるようですね。

さて、導入により30％時間短縮に繋がるとのこと。

先ずトレーの準備を3人同時にすることできる点。できた人から検査を受ける。
私もそうですがパソコンや水の取り出しに時間かかる場合がありますからね。順番が来た時にここで準備してくれと係員から誘導がありました。誘導がない場合はランプが付いている場所に進んでトレーを取り出しましょう。

誘導されたらトレーを出して荷物を入れます。このトレーは大きいです。
機内に持ち込み可能な32Lのスーツケースが入るくらいの大きいトレーです。

金属類、パソコン、スマホ、飲み物は取り出しましょう。

その後は通常通りです。トレーをレーンに流し金属検査を受けます。

検査後のレーンは2つに分かれています。
検査必要なしが手前、必要ありが奥になります。
私はペットボトルがあったので奥の再検査に進みチェックを受けました。

荷物が取り出されたトレーは自動で元の位置に。
この辺、人的作業の軽減に繋がっているようです。係員の数も通常レーンより少ない気がしました。

さて、30％時間短縮に繋がる伊丹のスマートレーン。実際に使ってみました。

スマートレーンの設置場所

伊丹空港国内線２階の出発フロアです。
南ターミナルのANA、北ターミナルのJAL両方にあります。

スマートレーンを使ってみました

通常のレーンも混んでいなかったですが折角だからと使ってみました。
当初、利用に制限があるのかなと思っていたのですが誰でも利用できるようです。

使ってみての感想は以下。
①勝手が分からず戸惑う。
私はスーツケースがあったので2つに分けましが、通常は一つで事足りるようです。小物用に小さいトレーはなく大きなトレーに全部入れる、そんな感じです。
②どこのレーンを利用すれば良いのか。
ランプの付いたところを利用するとホームページに書いてありますが最初だと分かりにくいです。係員の指示があったので良かったです。

さて、時間短縮に繋がったのか？
スマートレーン内は通常レーンより広く使いやすいのは確かです。中に入れば広々、ごった返している感はありません。ただ若干の時間短縮はあったと思いますが劇的に改善したという感じではないです。

それもこれも全てはトライアル運用期間。
スマートレーンが浸透して改善されていけばもっとスムーズになるのではと思いました。今後の運用、改善に期待したいところです。

さて、通常レーン、スマートレーンの他にJAL JGC会員のレーンもあります。
こちらはいつ行っても大体空いていますね。