スポンサーリンク
羽田から札幌、福岡に行く場合に便利な航空会社はどこか。
主要路線になるので結論を言えばANAかJALのどちらかになります。私自身、羽田から札幌、福岡はよく利用するのですが、ANAかJALどちらにするかは深くは考えず、安い便、空きがある便、或いは特典航空券で取れる便で利用していました。
羽田から札幌、羽田から福岡へ。「便利」の基準についてはどっちが便数が多いかで考えてみます。改めて調べてみると意外な差がありました。
スポンサーリンク
東京(羽田)から福岡、札幌(新千歳)はJALとANAどちらを使うのが便利か。
羽田伊丹線の比較
先ずは羽田伊丹線をみてみましょう。
羽田から伊丹へはANAもJALも15便でした。
ANAは羽田発の始発が6時25分。30分おき(最終は20分)に便があり1日15便。最終は19時20分発で20時35分伊丹着。
JALは羽田発の始発が6時半。30分おき(最終は20分)に便があり1日15便。最終は19時20分発で20時25分伊丹着。
伊丹は運用時間や発着枠の関係で限られた時間内でANAもJALも同枠を確保しています。羽田伊丹はビジネス路線として、新幹線との競合する路線でもあります。仲良くという訳ではありませんが最も需要があると思われる羽田伊丹は同枠になっています。
東京から大阪へ。
LCCも含めた飛行機、そして新幹線についてはこちらにまとめています。
スポンサーリンク
羽田から新千歳へ
羽田から新千歳を見てみましょう。
ANAは羽田発の始発が6時15分。最終は21時。30分間隔、短いときには10分ごに次の便があります。計28便。
ん、28便??羽田伊丹より多いですね(笑)これはビックリです。
続いてJALを見てみましょう。羽田発の始発が6時30分。最終は21時。大体1時間ごとに便がありますね。(30分の場合あり)計16便。
ANA便が28便、JAL便が16便。全然違いますねー
ANAはどうして多いのか。時刻表をみてみましょう。
黄色で囲った部分、ADO運航(エアドゥ)が入っています。ANAとのコードシェア(共同運航)便です。エアドゥ運航をANA便名にしてコードシェア便として運航しています。
コードシェアをする上でのANAのメリットは便数の拡大につながる点、エアドゥのメリットは販売網の拡大につながる点。お互いにメリットがあるという訳です。ANAから予約すればANA便として扱われANAマイルが加算されます。
それにしてもここまで便数が違うとはビックリしました。
エアドゥ。私もたまに乗りますがANAとはまた雰囲気が違って良い感じです。
羽田から福岡へ
羽田から福岡へ。ビジネス路線なので便数は多いです。
ANAは羽田発の始発が6時25分。最終は20時。30分間隔、1時間、短いときには10分後次の便があります。計25便。
続いてJALを見てみましょう。羽田発の始発が6時30分。最終は19時45分。大体1時間ごとに便がありますね。(30分の場合あり)計17便。
ANAが25便でJALが17便。全然違いますね。
理由はこちらも同じでコードシェア便がある点。SFJ(スターフライヤー)とのコードシェアです。
黒い機体のスターフライヤー。北九州が本拠地の航空会社です。
個人的には国内線ではスターフライヤーが一番好きですね~
足元広くモニターあり。機内サービスもよくタリーズのオリジナルコーヒーやコーヒーに合わせたちょっと苦めのチョコレートが提供されます。
普段はあまり意識してませんでしたが改めてみると結構違いますね。ビジネス路線だと夜遅い便は空きがなくなることも多いですし便数が多い方が便利でしょう。
東京から名古屋へ
東京から名古屋へ。
羽田と成田でJALが4便、ANAが3便です。
東京から名古屋だと新幹線の方が便利だと思いますが国内線・国際線への乗り継ぎで利用する人も多いのではないでしょうか。差は一便。ほとんど変わりませんね。
東京から名古屋。新幹線を利用するのが便利ですが飛行機好きとしては飛行機になってしまいます(笑)
スポンサーリンク
離島の場合
沖縄、奄美周辺の離島の場合はJAL便だけなのでJAL一択になります。
例えばJALの関連会社である琉球エアコミューターだと以下の路線あり。
沖縄本島と離島、離島間、奄美を結ぶ計12路線。
琉球エア運航はプロペラ機となります。
こんな感じで関連会社があるところはその航空会社が強くなります。離島で言えばJALが強いですね。
スポンサーリンク
まとめ
東京から札幌、東京から福岡へ。
基本的には貯めているマイルに合わせて利用する便を決めている人が多いと思いますが改めて確認してみました。ANAが多いのは分かってましたがこれだけ差があるとはビックリでした。
差があると言ってもJALも便が多いわけでそこまで不便ではありませんが、繁忙期、最終、最終前、金曜等の場合には便が多い方が選択肢が増え便利かもしれません。例えば17時以降の羽田福岡だとANAが7便、JALが5便。多い方が選択肢が増えますね。
便数が多い理由はコードシェア(共同運航)になります。ANAは北海道を拠点とするエアドゥ、北九州を拠点にするスターフライヤーと共同運航しているので便が多くなります。
ANA国内線でのコードシェアはエアドゥ、スターフライヤー(SFJ)、ソラシドエア、IBEXエアラインズ、オリエンタルエアブリッジ。JALだとフジドリームエアラインズ、天草エアライン。
コードシェアではそれぞれの航空会社の規定に基づいて運航されます。コードシェア便を利用する際のデメリットは上級会員だと座席指定の幅が少なくなるとか、WiFiが使えない点。あと羽田だと搭乗口が遠いですね。エアドゥは一番端になるので保安検査を過ぎてからかなり歩きます。それらが気にならない場合はコードシェア便でも問題はないでしょう。
国内線におけるANAとJAL。その他にも色々と違いがあり面白いです。
コメントを残す