スポンサーリンク
プレミアムエコノミー(以下プレエコ)。
プレエコはエコノミークラスとビジネスクラスの中間に位置しています。
JAL国際線プレエコは空港にて当日アップグレードが可能でしたが、2017年4月1日からアップグレードに必要な料金が値上げとなる改悪になりました。
通常、アップグレードは対象運賃で購入する必要がありますが、JALプレエコ当日アップグレードは対象運賃の制限がなく料金も押さえられていて利用しやすい制度でした。
それが改悪。
結論を言えば今後は使い辛くなる、そんな感じでしょうか。
スポンサーリンク
JAL国際線プレミアムエコノミー 当日アップグレード改悪
スポンサーリンク
プレミアムエコノミーとは
エコノミークラスとビジネスクラスの中間に位置する座席。
短距離路線だと導入は少なめですが中長距離だと各社主力機を持ってきているので、プレミアムエコノミー搭載機が多いです。
羽田ーシンガポール線のB777だとビジネス42席、プレエコ40席、エコノミー154席の計236席となっています。プレエコが2-3-2、エコノミーが2-4-2の配置なのでエコノミーに比べ1席分のゆとりがあります。以下シートマップです。
エコノミーに比べひじ掛けやレッグレスト、フットレスト等が大型化されています。
シートピッチについてはエコノミー84~86センチ、プレエコだと107センチになります。
当日アップグレードの改悪
今回変更となる詳細は以下の通り。
対象・・当日、空港において全ての運賃で有償でのアップグレードが可能。
こんな感じで当日空港にて募集しています。(空席がある場合に限る)
適用期間・・2017年4月1日搭乗分より。
当日アップグレードの注意点・・以下の通り。
①サクララウンジを始めとするラウンジの利用は不可。
②手荷物優先サービスがない。
③マイルの積算は購入済みの予約クラスに基づく。
当日アップグレードの特典はプレエコのシートのみとなっています。
対象路線・・JAL運航で指定の路線(後述)
コードシェア便を他社の便名で予約した場合航空会社によって異なる。
(2017年3月現在)
アメリカン航空で予約・購入の場合・・当日アップグレード可能
ブリティッシュ・エアウェイズで予約・購入の場合・・東京-ロンドン間、東京-フランクフルト間の場合、当日アップグレード可能
フィンエアーで予約・購入の場合・・東京-ヘルシンキ間の場合、当日アップグレード可能
上記以外はアップグレード対象外。
料金の改定・・今回、アップグレードに必要な料金について以下の通り変更になりました。青字は現状維持です。
現行:日本発 | 現行:海外発 | 改定後:日本発 | 改定後:海外発 | |
ニューヨーク | 30,000円 | 300米ドル | 40,000円 | 350米ドル |
シカゴ | 30,000円 | 300米ドル | 40,000円 | 350米ドル |
ボストン | 30,000円 | 300米ドル | 40,000円 | 350米ドル |
ダラス | 30,000円 | 300米ドル | 40,000円 | 350米ドル |
ロサンゼルス | 30,000円 | 300米ドル | 40,000円 | 350米ドル |
サンフランシスコ | 30,000円 | 300米ドル | 40,000円 | 350米ドル |
ホノルル | 30,000円 | 300米ドル | 40,000円 | 350米ドル |
ロンドン | 30,000円 | 210ポンド | 40,000円 | 290ポンド |
パリ | 30,000円 | 250ユーロ | 40,000円 | 330ユーロ |
フランクフルト | 30,000円 | 250ユーロ | 40,000円 | 330ユーロ |
ヘルシンキ | 30,000円 | 250ユーロ | 40,000円 | 330ユーロ |
モスクワ | 30,000円 | 10,000ルーブル | 35,000円 | 18,000ルーブル |
シドニー | 30,000円 | 350豪ドル | 30,000円 | 350豪ドル |
バンコク | 10,000円 | 3,500バーツ | 20,000円 | 6,200バーツ |
ジャカルタ | 20,000円 | 2,800,000ルピア | 20,000円 | 2,800,000ルピア |
シンガポール | 10,000円 | 120シンガポールドル | 20,000円 | 250シンガポールドル |
ハノイ | 10,000円 | 100米ドル | 20,000円 | 180米ドル |
クアラルンプール | 20,000円 | 800リンギット | 20,000円 | 800リンギット |
デリー | 20,000円 | 10,000ルピー | 30,000円 | 18,000ルピー |
香港 | 10,000円 | 1,000香港ドル | 15,000円 | 1,500香港ドル |
元々、日本発で30,000円だった欧米線はともかく、利用しやすかったアジア内での10,000円が倍の20,000円に改定されるのは痛いですね。往復利用を仮定すると40,000円なので通常購入した方がお得かもしれませんね。
例えばアジア内で以下の通りセールが行われています。
予約クラスEでマイル100%加算なので、ステータスを決めるフライオンポイントが違いますし、ラウンジ利用、手荷物優先等の特典を受けることができます。
当日アップグレードの体験とJAL国際線のアップグレードについてはこちらにまとめています、参考まで。
JAL国際線アップグレード特典の全て プレミアムエコノミーを体験しました
スポンサーリンク
まとめ
アジア内で10,000円と魅力だった当日アップグレードが改悪となりました。
私も一度香港⇒羽田で利用しましたがフライトは4時間程度ですし、今後その区間であれば、利用は控えるでしょうね。JALプレエコ当日アップグレードの魅力は薄れたのではと思います。
当日まで席が余っているなら安い運賃で捌いた方が得だと思うのですが、
通常の料金は下げてきているので捌く自信があると言うか、プレミアム感を出すと言うか、どうなんでしょうか。
さて、当日アップグレードは改悪になりましたがJALプレエコ自体は魅力です。
マイル加算100%。指定ラウンジも利用できますし、JAL修行には合っていると思います。
コメントを残す