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JALプレミアムエコノミー。
プレミアムエコノミー(以下プレエコ)はエコノミークラスとビジネスクラスの中間のクラスです。
プレエコとエコノミーとの最大の違いはシート。足元、横幅ともに広くゆとりある空間になっています。
多くの航空会社がプレエコを導入し売りの一つになっています。
プレエコのメリット・デメリットは?乗り心地はどうなの?
体験をベースにまとめてみました。
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目次
JALプレミアムエコノミー運行路線、運賃
JALプレミアムエコノミー運行路線
全ての機材でプレエコが設定されているわけではありません。
アジアはビジネスクラスとエコノミーの2クラスシートが多いです。
欧米はシアトルを除く路線で設定されています。アジアは便によって設定されていない路線も多いです。以下は2019年4月現在。
短い路線だとビジネスクラス、エコノミーの2クラスの方が効率良いので設定されていないことが多いです。
運賃、アップグレード対象
プレエコは特別運賃が設定されている路線が多いです。欧米は高いですがアジアの特別運賃が魅力です。
シンガポール、クアラルンプール、バンコク等々。
*ツアーでプレエコ利用の場合はマイル積算50%です。
マイル積算100%のプレエコ運賃はビジネスクラスへアップグレード可が能です。アップグレード可能なプレエコはその点が魅力の一つです。
尚、ツアーその他の格安エコノミーはアップグレード不可の運賃。
マイル加算100%なのでJAL修行に適している運賃です。
プレミアムエコノミーのメリット、エコノミークラスとの違い
優先チェックイン、手荷物優先
プレミアムエコノミー専用の優先チェックインカウンターを利用でき、到着時の手荷物受取が優先されます。
専用のチェックインカウンターがあるのは嬉しいですね。通常のエコノミークラスのカウンターだと混むことも多いので時間短縮につながります。
こうした空港サービスは時間短縮につながり早めの出国、現地に着いてから早めの移動が可能になりとても便利なサービスです。
シートが違う
JALプレエコの特徴は何と言ってもシートです。
SKY プレミアム(欧米、アジア等一部の路線で運行)と言われる新シートだとシートピッチ(足元)は107センチです。
従来のJALプレエコは97センチだったのが、新シートだと10センチ拡大しました。
レッグレストも調整可能。座席間隔は広いので目一杯後ろに倒しても、後ろに迷惑をかけるほどでもない点が良いですね。
あとプライバシーを保つために敷居もあるのでこれも嬉しいですね。
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タッチパネル、USBポートとか
タッチパネルは12.1で大きく見やすいです。
大型テーブルも使いやすいですね。
中央にはディバイダーがあって少しですがプライバシーが保たれています。
PC電源、USBポートがあるのも便利です。
JALラウンジの利用
JALラウンジを利用することができる点は大きいです。
成田、羽田ではサクララウンジを利用することができます。JALラウンジと言えばカレー。成田、羽田ではJALオリジナルビーフカレーが提供されています。
海外の空港だとホノルル、サンフランシスコ、フランクフルト、バンコクはサクララウンジ、それ以外の空港ではJALと提携しているラウンジを利用することができます。*海外で利用不可のラウンジもあります。
通常、サクララウンジはJALだとサファイア以上(JGCを含む)で利用できる等、航空会社のステータスが必要になりますが、プレエコで利用できるのは大きなメリットです。
バンコク・スワンナプーム空港のサクララウンジはこんなところです。
尚、当日アップグレード(有償)による場合はサクララウンジを利用できないので注意してください。当日アップグレードはシートのみの利用となっています。
エコノミークラスとの違い
エコノミーのシートは以下の通り。
エコノミーは84から86センチなので10センチほどプレエコが長くなっています。違いはやっぱりシートでしょう。
機内食はエコノミーもプレエコも同じ。従って、プレエコとの違いは、優先チェックイン、手荷物優先等の空港サービス、シート、マイル加算率、ラウンジ利用になります。
とにかく安くすませたい、或いはJGC等の上級会員であればラウンジサービスを通常で利用できるのでエコノミーでも良いでしょう。
JALプレミアムエコノミー搭乗記 羽田から香港へ
サクララウンジへ
午前の便だったのでそれほどのんびりする時間もなくサクララウンジへ。
お酒も各種揃っていますが朝から飲めるタイプではないのでお酒はパス。
定番のカレーにしました。なぜか空港に行けばカレーを頼んでしまいます。サラダと共に美味しくいただきました。
その後、搭乗ゲートに行ったのですが何やら遅れている様子。搭乗時間が10分過ぎても開始されなかったのですが、
その後『使用機材の、、、』とのアナウンスがあり30分遅れるとのこと。何をやって過ごそうか、こういう時にラウンジは便利です。
ただラウンジに戻ろうと思ったら皆さん同じ方向に戻って行っていたので混むことを予想、ちょうど同じ場所にあったカードラウンジを初めて利用することにしました。これは良いですね。シャワーもありますし空いていました。
食事しない場合、シャワーを浴びたい場合、或いは静かな場所でリラックスした場合はおすすめのラウンジです。一定のクレジットカードの保有で利用することができます。有料も可。
これは便利!羽田空港国際線のカードラウンジはシャワー、更衣室、喫煙所ありで快適!
搭乗口へ
ラウンジでゆっくりして搭乗口へ。 搭乗が開始されていました。
機材はボーイング777-200ER
機材はボーイング777‐200ERです。
配置はビジネスクラスが1‐2‐1の42席、プレエコが2‐4‐2の40席、エコノミークラスが3‐4‐2の154席で計236席となります。
プレエコはエコノミーに比べて1席分余裕が生まれている設計になります。
プレエコシート
前が壁際になっているシートを確保できました。
今回、座席指定を行わずに空港に向かいました。当日JGC会員以上に席を確保している場合も多く、空いていれば良い席を確保できる場合が多いです。
座席を変更してもらう等が要望ある場合は早めに空港に行くことをお勧めします。
下部に電源も付いています。長距離だとありがたいですね。
国内線は付いてないですが充電を忘れることが多い私はつけて欲しいなあ、と切に願っています。と言うか充電器を持っていけばいい話なのですが(笑)
足元はこんな感じです。
壁際なので広いです。前に足が届きません。
一番前なのでモニターはサイドから出す仕組みです。
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ノイズキャンセリングのヘッドホン
音漏れも殆どなく快適な空の旅が待っています。音楽はJALスペシャルと言う特集をやっています。毎月色々なアーティストの特集が組まれています。
フライト中はそれを聞いていることが多かったです。
壮大な富士山
羽田から南下する場合、晴れていれば壮大な富士山をみることができます。『皆様、右手をご覧ください』とのアナウンス後は撮影大会の様でした。
これを見るだけでも1日ハッピーになれる気がします。
機内食
エコノミーと同じ食事が提供されます。
ラウンジでたらふく食べていましたが何故か食べてしまいます(笑)ほぼ完食です。
そして香港に到着
そんなこんなで香港に到着。香港はアジアのハブ空港、様々な種類の飛行機が次の出発を待っていました。
時間があれば空港内を散策し色々な飛行機を見るのも楽しみの一つです。
思ったよりも暑くなく過ごしやすい香港に到着しました。
特典航空券を発券
羽田香港だとエコノミークラスが10,000マイル、プレエコが15,000マイル、ビジネスが20,000マイルになります。
JALマイルはポイントからの交換レートがキャンペーンにより大幅に改善され貯めやすくなりました。
プレエコはアップグレード対象運賃です。ディスカウントマイルが設定されているのでお得です。マイルバックは搭乗時にクリスタル以上であれば差額をマイルバックされるキャンペーンを実施中。
例えばクリスタルで羽田香港をビジネスクラスにアップグレードするには6,000マイルが必要となります。
まとめ
JALプレミアムエコノミー。
ビジネスクラスとエコノミーの中間シートで座り心地は抜群。東南アジアだと通年で特別運賃が設定されているのでおすすめです。
100%マイル積算でアップグレード対象運賃も魅力。
そんなプレミアムエコノミーですが、ボーイング788のプレエコ設定機が改修され、ビジネスクラスとエコノミーの2クラス制になることが決定しました。
ちょっと残念ですが、全てのプレエコが無くなるわけではないですし、利用できる路線で利用しいくのが良いかと思います。
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