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JAL株主優待券は超便利。1枚でも手元にあると安心できます。
前もって購入する場合は先得運賃が安いですが、航空券が高くなる直近だと株主優待運賃がお得。当日購入も可能、期限内なら何度も変更可能な点も使いやすいです。
仕入れ価格が下がっている時にオークションサイト等で仕入れるのはおすすめ。使わない場合は売れば良し。さて、11月中旬になり新券が届きました。今回も有効期限は1年半でした。
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目次
JAL株主になるともらえる株主優待券
JAL株主になるとツアー割引クーポンが含まれる冊子、株主割引券(50%割引券)をもらえます。
冊子、国内線の割引券ともに3月末時点で100株以上、9月末時点で200株以上の株主がもらえます。割引券は株数に応じて、冊子は1冊のみもらえます。
JAL国内線で50%割引になる株主優待券のメリット・デメリット。
JAL株主優待券って何?
JAL国内線で普通運賃の50%割引で使える券のこと。株主優待用の枠に空きがあればいつでも利用可能です。
以下の便で利用できます。
- 日本航空(JAL)が発行する株主優待券はJAL、JTA、JAC、RAC便で利用可能。
- FDA(フジドリームエアラインズ)、AMX(天草エアラインズ)のコードシェア便も可能。
基本的にはJAL便名がついた国内線全て利用できます。
搭乗2か月前の9時30分から当日までが利用可能日でしたが、2019年9月10日より、330日前の9時30分から利用可能になりました。
JAL国内線の販売に合わせた形です。クラスJや国内線ファーストクラスも発券可能です。
利用時の注意点
注意事項は以下でまとめました。
運賃についての注意事項は以下。
購入規定についての注意事項は以下。
株主優待用の座席は制限があり予約できない場合があります。空きがでる可能性もあるので何度か空き状況をチェックしてみてください。
尚、ピーク期間が設定されているので、ピーク期の予約は厳しいです。
- 2020年3月29日~は、3月29日~3月31日、7月1日~8月31日がピーク期でそれ以外は通常期。
- 2021年は、3月28日~3月31日、7月1日~8月31日、12月1日からがピーク期でそれ以外は通常期。
有効期間
株主優待券に記載されている期間内に使用する必要があります。
基準日 | 発行月 | 有効期間 |
3月31日基準発行 | 5月 | 6月1日~翌年の11月30日 |
9月30日基準発行 | 11月 | 12月1日~翌年の5月31日 |
2020年11月発行の新券から有効期限の表示が1年半に変更になりました。新型コロナで延長された形がデフォルトになり2023年になっても残っています。
尚、株主優待を使って予約した後、利用しない場合は変更・取り消しを行ってください。有効期間内であれば再度利用が可能です。
その場合は「株主割引代替券発券用コード」をもらえます。株主割引と同じように使えるので利用してください。
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予約の変更が可能
株主優待券の有効期間内であれば予約の変更が可能です。
- 区間および搭乗者の変更は不可。
- 出発便の15分前までに変更が必要。
- 予約変更により金額に差が出る場合は金額の調整が必要。
- 当日、クラスJ、ファーストクラスにアップグレードが可能。
空港で募集している場合もあるのでカウンターで聞いてみてください。
クラスJのシートは広く10%マイル加算されます。アップグレードの金額は2,000~4,000円と路線により異なります。
以下の空港の場合は空港間の変更が可能です。
- 羽田⇔成田
- 伊丹⇔関空
- 福岡⇔北九州*福岡北九州はJALグループ運行時のみ。
出発前は取消料が無料
出発前の取消料は無料です。予約便の出発の15分前までに取消が必要。
払い戻し手数料が440円。出発後は区間に応じて取消料が発生します。取消料が無料な点は便利です。何か用事が出来て行けない場合に役に立ちます。
尚、取消の処理は忘れないようにしてください。
マイル積算
マイル積算率は以下の通り。
普通席75%、クラスJ85%、ファーストクラスが125%。
羽田那覇でclub-aカード保有の場合のマイル加算は以下の通り。
普通席 | クラスJ | ファーストクラス | |
株主割引運賃 | 923 | 1,045 | 1,538 |
FOP(翌年度のJALステータスを決めるポイント)は以下の通り。
株主割引運賃は特便割引と同じで搭乗ポイント400が加算されます。
普通席 | クラスJ | ファーストクラス | |
株主割引 | 1,876 | 2,072 | 2,860 |
スペシャルセイバー | 1,676 | 1,872 | 2,660 |
JAL株主優待券の取得方法
取得方法は主に2通り。
先ずはJAL株主になる。オークション、金券ショップでの購入があります。
JAL株主になって株主優待券を取得する
JALの決算は3月、中間決算は9月。
2024年3月の権利付き最終日は 3月27日(水)、権利落ち日は3月28日(木)。
従って、配当及び株主優待を得るには3月27日までに購入する必要があり、3月28日になれば売っても大丈夫です。
2023年11月13日の終値は2,832円なので約28万円で100株。
2023年11月13日に株主優待が届く
2023年11月13日に株主優待が届きました。
優待割引で使える株主割引券は、2023年12月1日から2024年5月31日搭乗分までが有効期限となっています。
それからJAL国内外のツアー割引券。国内外ともに7%割引です。通常の商品より高いので使ったことがありません、、、
オークション、金券ショップ
手っ取り早く手に入れるにはオークションや金券ショップで購入が一番。
2020年2月23日時点で4,000円前後。4月になり3,000円程度へ。その後、11月は、1,000~2,000円。2020年の年末は1,000円を切る売り場もありました。
その後は上下を繰り返しています。
2023年11月現在は2,000円前後です。旧券を持っている場合は早めに処理しておきましょう。期限間近になれば急落するので、それまでに使うか売っておくことをおすすめします。
のりさん
株主優待券の使い方。JAL便を予約する方法。
利用方法は簡単。
以下の様に株主割引運賃に空きがあれば利用可能です。空きがなければ利用不可。
3日以内に購入する必要があります。
発券用のコードを入力します。
取り消しをした場合は「株主割引代替券発券用コード」をもらえます。
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利用時の注意点
株主優待券利用時の注意点をおさらい。
- 座席には限りがある。
- 予約日を含め3日以内に購入する必要。
- 便によっては設定がない期間がある。
- 株主優待運賃はキャンセル待ちは不可。
- 変更可能。ただし、料金に差異が出る場合は清算が必要。
- 当日の購入も可能。
- 取消可能。払戻し手数料440円が必要。
株主優待運賃のメリット
お盆や年末年始等の大型連休時にも利用が可能。
尚、株主優待の座席には制限があるのでなくなり次第終了です。当日の購入、変更やキャンセルが可能な点は使い勝手抜群。急な用事、変更にはありがたい運賃です。
直前の運賃は高いですよね。株主優待の取得費用を考えても株主割引の価格が安い場合があります。
株主優待運賃のデメリット
株主優待運賃のデメリットをまとめました。
株主優待券が高騰中の現在はオークション・金券ショップで購入しづらくなっています。1枚でもあれば何かの時に便利ですが。直前だと空きがない場合も多いです。
従って、購入の場合には早めに優待券を用意する必要があります。ANAみたいに後で入力OK!とはいきません。
また1日前とか直前だと普通席運賃のみ!と言う場合が多いです。路線によって違ってきますが、優待用の枠が少ないのもデメリットです。
JAL修行僧への影響は?
JAL修行僧にとって優待券は便利。
羽田那覇線で利用している場合も多いでしょう。
FOPは以下の通りで搭乗ポイント400が加算されます。スペシャルセイバーとの差は200。
普通席 | クラスJ | ファーストクラス | |
株主割引・特便 | 1,876 | 2,072 | 2,860 |
スペシャルセイバー | 1,676 | 1,872 | 2,660 |
運賃は直前だと高いですよね。
優待の価格を入れても株主優待運賃が安い場合があります。最近は優待運賃の値上げがあり優待運賃の方が高いケースもありますが変更可能なので使い勝手は良し。
ただし、スペシャルセイバーの方が運賃的にメリットが大きいことが多いので比較するようにしてください。直前だと空きはすぐになくなりますがキャンセルが出ることも多くそれを狙います。たまにチェックすると空きが出ていることも多いです。
取れば一生のステータス。JALグローバルクラブ(JGC)についてはこちらを参考にしてください。
まとめ
JAL株主優待券は当日購入可能、変更、そしてキャンセル可で使い勝手抜群の運賃です。
但し、必ずしも安いとは限らないので比較してください。*1枚でもあれば何かの時に便利なので持っておきたいところです。
2023年11月現在、優待は2,000円前後のショップが多く一時期に比べれば下がってきました。買うなら有効期限には注意したいですね。使わないなら売却。
Triplediamonderと申します。いつも楽しみに拝読させて頂いています。JAL株主優待の有意義な情報をアップいただき有難うございました。本記事に関連する下記内容については特に触れられていなかったので、今回コメントさせていただきました。細かい話を長々と書きますこと、お許しを。
2019年9月にJAL国内線の予約開始日が2ヵ月前から330日前へ変更されましたが、そのことで私個人としては、以下の理由からJAL株主優待の使い勝手が悪くなったように感じています。
2019年9月末の株主に対する株主優待券の有効期間は、19年12月1日~20年11月30日(以下、優待券①)
2020年3月末の株主に対しては、(現行通りだとすると)、20年6月1日~21年5月30日(優待券②)
例えば、20年12月1日のフライトを予約したい場合は、330日前だと20年1月6日から。
1月6日に株主割引にて12月1日のフライトを予約しようとすると、優待券①は有効期間外、優待券②はまだ発行されていないため、優待券②が発行される20年5月中旬ごろまでは、株主割引での予約不可になります。
*以前はこのような場面において、JALのウェブ予約画面で株主割引料金が表示される矛盾が生じていましたが、今は予約画面から「株主割引」は非表示になっているようです。(現時点で、11月30日の予約画面には「株主割引」は表示されていますが、12月1日は非表示)
このように、現状では株主優待割引を利用した予約不可の「空白期間」が生じています。この状況に対して、JAL株主優待の有効期間を+6ヵ月程度延長する、もしくはANA株主優待のように搭乗するタイミングまでに有効期間内の株主優待券を入手していればOK、などのように使い勝手を改善していただけると有難いと一株主としては願っています。しかしながら、JALは株主への優待として出発間近で空席のある便に対して搭乗してもらう事を想定しているためなのか、19年9月末の株主優待では改善が図られませんでした。だとすれば、今後の改善も期待薄で、HND-OKAのようなファーストクラス激戦路線を株主優待で確保するのはますます難しくなると思います。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
空白期間については、確かにその通りです。使い勝手が良くない部分がありますね。
一方でANAは、搭乗のタイミングでOKなので空白期間はなし。
これは、ぜひとも改善して欲しいですね。
参考になりました。ありがとうございます。
機会あればANAとの比較で記事書きたいと思います。
恐れ入ります。
「2022年5月末期限分が、2022年11月末に延長。」
と書かれていますが、
先ほどJALに電話して聞いたところ
「2022年5月末期限分は、有効期限の延長は無くて、券面記載の通り2022年5月末までです」
と言われました。
どちらが正しいのでしょうか?
新券は、1年半に延長になっている(従来は1年)ので、
お手持ちの優待の期限が1年半であればその期限が有効期限になります。