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JAL国際線でインボラアップグレードを体験しました。
エコノミークラスからプレミアムエコノミーへ。
インボラアップグレード(インボラ)とは
正式名称はインボランタリー・アップグレード(involuntary upgrade)。航空会社の都合で上位クラスにアップグレードされること。
エコノミークラス(プレエコ)で予約したのだけど席がいっぱい。そんな場合に上位クラスにアップグレードさることになるのですが、航空会社はキャンセルを見込み通常より多く予約を受け入れるのでこうしたインボラが発生することがあります。
深夜便だったので余計に嬉しいサプライズになりました。
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JAL国際線でインボラアップグレードを体験。インボラの条件は?
チェックイン時にアップグレード
カンボジアのシェムリアップ空港からバンコク・スワンナプーム空港へ。
その後、バンコクから成田の旅程でした。
シェムリアップ空港のバンコクエアウェイズのカウンターでチェックイン。バンコクエアウェイズはワンワールドに加盟していませんがJALの提携航空会社として一連で発券できます。
シェムリアップ空港ではバンコクまでのバンコクエアウェイズ、バンコクから成田までのJAL便のチェックインを済ませました。
実は成田行きのJAL便に乗ってから気づいたのですがチェックイン時点でアップグレードされてました。
暑い暑いシェムリアップの観光途中で熱中症になりかけていたので体調が悪く座席は見てなかったので後で気づきました。思わぬサプライズ。
インボラはチェックイン以外にゲートピンポン(搭乗時のゲートを通過する際)に行われることもあります。ゲートピンピンは本当にサプライズですね!
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スワンナプーム空港で乗り継ぎ
スワンナプームで2時間半ほど時間がありました。
ワンワールドのラウンジはキャセイパシフィック航空、JALがありますが時間的に空いているJALラウンジへ向かいました。*カタール航空はビジネスクラス搭乗時のみ利用可。
JALラウンジは激混み。ただし、羽田行きが22時、関空行きが22時55分、成田行きが23時25分なので羽田行きの利用者が搭乗ゲートに向かえばだいぶ空いてきました。
その後、ずっとラウンジで過ごしても良かったのですがタイと言えばマッサージ、空港内にあるマッサージだけでもと思い「Express SPA」へ。JAL便の搭乗ゲートにも近く便利です。
ハンドマッサージ、フットマッサージ、肩・背中、古式にオイル、一通りあります。1時間3,000円くらい。タイの街中よりも大分高いですが空港価格と言うことで。空港での時間つぶしにも良いでしょう。
他、スワンナプーム空港はプライオリティパスで利用できるラウンジが豊富。
プライオリティパスで利用できるラウンジはコンコースB以外にあります。ミラクルラウンジ、エールフランス、オマーン航空。シャワーあるラウンジも多いですし使い勝手は抜群、時間つぶしにも最適です。
JALでスワンナプームから成田へ
マッサージを終えたことには搭乗時間になりました。搭乗ゲートはG2。
この時点で大分体調が悪くなっており座席も確認してませんでした。そして搭乗。
航空券を見ながら進んでいくと「あれ、これはもしかして、、、」となってきました(笑)そうですインボラアップグレードです。
これは嬉しいですねー 深夜便なので疲れ具合が全く違ってきます。
ボーイング787-8(プレエコ仕様)のシートマップは以下の通り。
ビジネスクラスが38席、プレミアムエコノミーが35席、エコノミーが88席の計161席。プレミアムエコノミーがが2-3-2、エコノミーが2-4-2なので1席分余裕あり足元も広いです。
JAL「SKY PREMIUN」はJALプレエコ新シート。プライバシー感を高めるディバイダー、大型のレッグレスト。エコノミーより前後の間隔も広いのでシートを倒しても良し。
窓側2席はこんな感じ。横から見ると足元の広さが分かりますね。
前が壁になっている席になりました。通常よりさらに足元が広いです。モニターを使いたい場合は前に席がないのでひじ掛け部から出すことになります。
下にリモコン、電源、USBポートがついています。
毛布、ヘッドホン、アメニティ。
アメニティはアイマスク、マスク、歯ブラシ、耳栓。
スリッパもありました。靴脱げるとだいぶ違いますね。
離陸後、すぐに眠りにつきました。
大分疲れていたので到着2時間前の朝食タイムで機内で声が聞こえるくらいまではぐっすり眠れていました。
機内食はエコノミーと同じです。朝食はこんな感じ。おかゆがメイン。パンにサラダ。フルーツとヨーグルト。
みそ汁とおかゆの大方を残していたらCAさんが「お味噌汁濃かったでしょうか?」と丁寧に聞いてくれたので「いや、調子が悪いのでフルーツとヨーグルトだけ食べました」と伝えました。
このCAさんは他の乗客にも一言添えて回っておりサービスその他改善できることをフィードバックしたりコミュニケーションとしてもさすがだなと思いました。
食事後は少し寝て気が付くと静岡近くまで来ていました。
そして成田へ到着。遅れなし。6時間弱のフライトでした。
深夜便でしかも体調が悪かったのでプレエコへのインボラは有難かったです。エコノミーに比べ横、そして足元のゆとりが全然違います。快適なフライトになりました。
JALプレミアムエコノミーについてはこちらにまとめています。
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アップグレード方法について
上位クラスへのアップグレードはマイルを使うのが一般的。
例えばバンコクだと20,000マイル。当日だと18,000マイルで可能です。
プレミアムエコノミーは当日空席があれば現金でも可。ちょっと高いですね。2017年に値上げして以降は(以前は香港線が1万円とか)使いづらくなりました。
ANAだとマイルの他にアップグレードポイントの仕組みがあります。プレミアムポイントに応じて翌年度にポイントが付与されます。国際線だけでなく国内線プレミアムクラスでも利用可能。
インボラについてはエコノミー(プレエコ)でシートが足らなくなった場合に上位クラスにアップグレードされることになるのですがJALステータス保持者が優先的に対象となります。JALダイヤモンド、JGCプレミア(JGP)、サファイア(JGC)。
JALダイヤモンド、JGPはインボラの確立が高くなり混雑具合にもよりますがサファイア(JGC)も、またステータスを持っていない場合も可能性はあります。またインボラは2人より1人で搭乗する方が確立が高くなります。
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まとめ
インボラアップグレード。インボラはJALは初めてで一度キャセイパシフィック航空でインボラでビジネスクラスを体験しました。
これは嬉しいですね~ インボラされるかどうかは当日の状況によります。
エコノミーに空きがあるとされないのでエコノミーが満席になりやすい人気路線、例えばバンコク、シンガポール、香港等が可能性が高くなるでしょうか。
ただ、期待すると当日の落胆が酷いのでインボラされればラッキー、当日はインボラのことを忘れるくらいが良いでしょうか。
JALステータスを持っていると確率が高くなります。インボラ目的に毎年修行を続ける人も多いそうですね。エコノミー料金でプレエコやビジネスクラスへ。これは大きい。
JALダイヤモンド、JGCプレミアが可能性が高くなりますがJGCも期待できます。今回私はサファイア(JGC)でインボラされました。
ラウンジ利用、優先チェックイン、手荷物優先等がJAL公式ページに記載されている特典ですがこうした記載されていないメリットも嬉しいところです。
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