スポンサーリンク
JAL国際線で利用できるアップグレード特典。
マイルを使ってエコノミーからプレミアムエコノミー、そしてビジネスクラスへアップグレードすることが可能です。
アップグレードの方法は2つ。
- 事前にアップグレードを申込む。
- 当日空港にてアップグレードを申込む。
アップグレードは対象となる予約クラスが前提です。
尚、プレミアムエコノミーに限り対象外の運賃クラスはなく、当日空きがあれば有償でアップグレードもOKです。
スポンサーリンク
目次
JAL国際線アップグレード特典 エコノミークラスからビジネスクラスへ、ビジネスクラスからファーストクラスへ
対象路線は?
対象路線はJAL運行便に限ります。
上位クラスが設定されていない便は利用不可。一部対象不可の路線があります。アップグレードは区間ごとの利用になります。片道のみOK。
特典を利用できる人
会員本人、会員の配偶者、会員の二親等以内の親族、義兄弟姉妹の配偶者が利用可能。
特典に必要なマイルは申し込む会員の口座から引き落としされます。申し込み時点で必要なマイル数が必要です。
対象となる運賃
アップグレードするには対象となる運賃での利用が必要になります。
例えば海外ツアー(ダイナミックツアー)や特典航空券は対象外です。
アップグレード | 予約クラス |
エコノミーからプレミアムエコノミー | B、H、K、Y |
プレミアムエコノミーからビジネスクラス | W、E、Y、B、H、K |
ビジネスクラスからファーストクラス | J、C、D、X |
最も利用しやすいのは日本発着のプレミアムエコノミーでしょう。
マイル加算は100%で予約クラスE。
JALプレミアムエコノミースペシャルで期間限定運賃が出ています。
設定期間:2019年4月1日~(日本出発分)
- シンガポールが107,000円~
- クアラルンプールが115,000円~
- バンコクが112,000円~
東南アジアは比較的容易にアップグレード可能です。
予約開始
予約は、搭乗の360日前の10:00(日本時間)より可能。
JALホームページ、電話にて予約可能です。
- HPは出発の25時間前まで申し込み可能。
- 電話は出発の24時間前まで申し込み可能。
- マイルが不足している場合は申し込み不可。
- 搭乗者全員の空席がない場合はキャンセル待ちになる。
スポンサーリンク
予約申込期限
地区によって異なります。
日本地区の場合
- ホームぺージ・・往路便・復路便それぞれ出発の25時間前まで。
- 電話・・往路便・復路便それぞれ出発の24時間前まで
- 問い合わせ・申し込み8:00~19:00(年中無休)
0570-025-103または03-5460-3737
米州・欧州・中東・アフリカ、アジア・オセアニア地区の場合
- ホームページ・・往路便・復路便それぞれ出発日の2日前23:59まで
- 電話・・往路便・復路便それぞれ出発日の前日12:00まで
変更・払戻について
変更は不可。改めて予約し直しになります。
- 取消・マイル払戻の手数料は無し。
- 取消・マイル払戻の期限は搭乗24時間前まで。
- 各コールセンター終了まで。
変更は不可ですが、取消手数料は無しなので期限までに取り消しすれば実質無料で変更(取り消した後に再予約、席がある場合)も可能になります。
何か都合があれば仮にアップグレード特典を申込む、そして取消期限までにキャンセルも良いですね。
キャンセル待ち
出発の24時間前までの預かりになり、でそれ以降は無効になります。
その後も申し込みたい場合は当日アップグレードを申し込むことになります。
キャンセル待ちはJMB FLY ON会員(ダイヤモンド、JGCプレミア、サファイア、クリスタル)とJGC会員は優先されます。
アップグレード必要マイル数
2019年度に必要なマイル数です。
ファーストクラスへはビジネスクラスからのみ利用可能。空港当日もキャンペーンによりディスカウントになります。*以下は片道に必要なマイル数。
国・エリア | クラス | 通常マイル | 空港当日 |
韓国 | プレミアムエコノミー | 9,000 | |
ビジネスクラス | 12,000 | 10,000 | |
ファーストクラス | |||
アジア1 | プレミアムエコノミー | 9,000 | 7,000 |
ビジネスクラス | 12,000 | 9,000 | |
ファーストクラス | 25,000 | ||
グアム | プレミアムエコノミー | 9,000 | |
ビジネスクラス | 12,000 | ||
ファーストクラス | |||
アジア2 | プレミアムエコノミー | 15,000 | 12,000 |
ビジネスクラス | 20,000 | 18,000 | |
ファーストクラス | 35,000 | ||
オセアニア | プレミアムエコノミー | 15,000 | 12,000 |
ビジネスクラス | 25,000 | 22,000 | |
ファーストクラス | |||
ロシア | プレミアムエコノミー | 15,000 | 12,000 |
ビジネスクラス | 25,000 | 21,000 | |
ファーストクラス | |||
ヨーロッパ | プレミアムエコノミー | 20,000 | 16,000 |
フランクフルトのみ | ビジネスクラス | 33,000 | 28,000 |
ファーストクラス | 48,000 | ||
ハワイ | プレミアムエコノミー | 15,000 | 不可 |
ビジネスクラス | 25,000 | 不可 | |
ファーストクラス | 30,000 | 不可 | |
北米 | プレミアムエコノミー | 20,000 | 16,000 |
ビジネスクラス | 30,000 | 25,000 | |
ファーストクラス | 45,000 |
アジア1・・広州、上海、台北、大連、高雄、天津、北京、香港、マニラ
アジア2・・クアラルンプール、ジャカルタ、シンガポール、デリー、ハノイ、バンコク、ホーチミンシティ
ヨーロッパ・・パリ、フランクフルト、ヘルシンキ、ロンドン
北米・・サンディエゴ、サンフランシスコ、シカゴ、ニューヨーク、バンクーバー、ロサンゼルス、ボストン、ダラス・フォートワース
クラスの特典について
ファーストクラス・ビジネスクラス搭乗の際の空港ラウンジの利用その他、アップグレード後のクラスで各サービスを利用することができます。
尚、マイルはアップグレード前での積算になります。
例えば、プレミアムエコノミーからビジネスクラスの場合、サービスはビジネスクラスですが、プレミアムエコノミーでのマイル積算になります。
ディスカウントキャンペーン
会員が対象のキャンペーン。ホームページからの予約のみ対象となります。電話は不可。2019年4月1日から2020年3月31日まで。
以下は片道に必要なマイル数です。
クラス | 日本発着対象路線 | 通常 | ディスカウント |
エコノミーからプレエコ | サンディエゴ、サンフランシスコ、シカゴ、ニューヨーク、 ヘルシンキ、ロンドン他 |
20,000 | 16,000 |
シンガポール他 | 15,000 | 12,000 | |
マニラ、中国、香港、台湾、韓国 | 9,000 | 7,000 | |
エコノミーからビジネス | サンディエゴ | 30,000 | 25,000 |
*プレエコからビジネス | サンフランシスコ、バンクーバー | 30,000 | 25,000 |
フランクフルト | 33,000 | 28,000 | |
シドニー、メルボルン | 25,000 | 22,000 | |
モスクワ、シドニー | 25,000 | 21,000 | |
シンガポール他東南アジア | 20,000 | 18,000 | |
マニラ、中国、台湾、韓国 | 12,000 | 9,000 |
スポンサーリンク
FLY ON ステイタス マイルバックキャンペーン
ディスカウントマイルに加えてFLY ONステータス限定でさらにマイルバックのキャンペーンがあります。
搭乗時にFLY ONステイタスになっていることが条件で登録は不要。会員本人だけの特典です。
エコノミー(プレエコ)からビジネスクラスの場合、例えばクアラルンプールのディスカウントマイルを利用した場合18,000マイルですが3,000マイルバックされて実質15,000マイルになります。
実際にアップグレードしてみる
プレミアムエコノミーからビジネスクラスへのアップグレード。
クアラルンプールから成田片道でアップグレード申請。必要マイルは片道18,000マイル。
予約詳細から『アップグレードする』へ。
路線や時期によって変わってくると思いますが往復共に空きがありました。
アップグレード完了。深夜便だと寝るだけなので日本発の昼便でアップグレードしたかったですが日本帰りの朝がそのまま仕事なのでクアラルンプール発の深夜便でアップグレードしました。
翌月マイルバック分が確認できました。
2018年、2019年は2回クアラルンプールに行きました。
当日空港にてアップグレード
当日、出発空港でのチェックインの際に上位クラスへの変更を申込できます。上位クラスに空席がある場合に利用可能です。
空港カウンターでJALのマイレージカードを提示し、マイル引き落しを申込んだ場合に限り、搭乗本人の二親等以内の会員のマイルが利用できます。
事前にアップグレードを申し込んだ場合でも(24時間前で無効になった場合)、当日アップグレードは別途申し込む必要があります。
その他の利用条件はJAL国際線アップグレード特典と同じ(例えば、対象となる予約クラスが必要な点)になります。
但し、プレミアムエコノミーへは対象運賃は関係なく有償にてアップグレード可能です。
こんな感じで当日募集しているので希望する場合は確認してみてください。
まとめ
JAL特典航空券は必要マイル数の増加になり使い辛くなってきた感があります。
アップグレード特典についても2016年から必要マイル数が上がってきました。
アップグレードは対象となる予約クラスので利用が必要であり、利用しづらい部分もありますが、当日空港でのアップグレードを利用したり、或いは有償でプレエコにアップグレードしたりと色々方法はあります。FLY ONステイタス限定のマイルバックキャンペーンも魅力です。
さて、アップグレードできる確率はどうなの?
私の場合、2019年に入りプレミアムエコノミーで3回キャンセル待ちを申込み2回アップグレードできました。ダメだったのはゴールデンウィーク。まあ、これは仕方ありませんね。
あとは2019年のお盆のヨーロッパとか。キャンセル待ちにしても繁忙期でなければ落ちてくる可能性も高いです。有償のプレエコを買って往復どちらかをアップグレードするのも良いかもしれません。
アップグレードと言えばインボラもあります。インボラされる確率は高くはないですが、ステータスを持っていれば確率が上がります。当日空港に行く楽しみが増えますよ。
国内線だとクラスJ、ファーストクラスへアップグレード可能です。
キャンセル待ち、そして特典航空券もOK。ANAとの違いもあり面白いですよ。
特典航空券の当日追加マイルを支払うアップグレード。私もそのサービスを利用してみました。
今回思い立ったのは、香港往復。昨今の情勢で、空席状況の変動が大きく、比較的狙いやすいことがありました。また、当方は現在サファイアですが、この路線はダイヤモンド、プレミア、エメラルドの搭乗者数も多く、インボラに期待できないことも後押しになりました。
保有している特典航空券
往路:プレミアムエコノミー基本マイル2名分
復路:エコノミークラス基本マイル2名分
当方の希望
往路は、プレエコからビジネスへ
復路は、エコノミーからプレエコへ
往路当日
前日の段階で、各クラス有償フルフェアの空席が10席前後ある状況。インボラは起こりにくく、有償や特典からのアップグレードがしやすい状況でした。早速カウンターで申し込み。あっさりアップグレードOK。座席も比較的選べましたので、夫婦で中央2席を指定。あとで、二人とも洋食2種類を別々に頼み、メインをシェアするためです(笑)スカイスイートⅢでしたが、食事完了後、1時間爆睡。いつの間にか香港でした(笑)
復路
前日段階で、各クラスとも満席か数席空席があるだけ。これは、ダメかな?と思いつつ、カウンターで申し出るとOKの回答。そこまでは、良かったのですが、特典のアップグレードと有償のアップグレードのマイル数の違いやビジネスへのアップグレード必要マイル数との混同が見られ、さらにシステムのパソコンが固まってしまい、別の端末で操作。搭乗券を発行してもらうまでに20分かかりました。
まぁ、これは想定内だった出来事でした。日本出発前に予約センターに問い合わせたところ、海外空港は、委託先にお願いしている関係で、羽田や成田のスタッフほどはスムーズに行かないケースがあるとこっそり教えていただいておりました。妻は大分苛立っていましたが、交渉ごとなので我慢と諭しつつ、搭乗券を発行してもらいました。
結果、復路は爆睡はしませんでしたが、座席幅に余裕があること、また、4人掛けの真ん中2席とはいえ、バルクベッド前がアサインされ、トイレの苦労もなかったため、快適に過ごせました。
2019年は、香港線ビジネスクラスが有償からのアップグレードディスカウント路線から外されたことも影響しているのかな?とも思いました。
おがさん
いつもありがとうございます。
香港は私も好きな街で、日本人に人気がありますが、昨今の状況で空席が多い様ですね。
アップグレードおめでとうございます。
香港線のビジネスはフルフラットでかなり快適ですよね。
2人で言った場合に違う料理を頼むのは私もよくやります。違うの食べれますし(笑)
確かに現地でのカウンターは委託なので、こちらが思うとおりに行かないケースがありますよね。
とは言え、20分は長いです。奥様の気持ち分かります(笑)
9月に私も香港に行ってきました。
人出は少なく感じましたが、メインストリートはいつもの活気ある香港でした。
キャセイラウンジもあり、乗り継ぎだけでも寄りたい香港なので、早く通常通りになってくれたらと思っています。