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羽田空港発のJAL主要路線。
私もよく利用する路線でありJALにとってドル箱路線。ファーストクラスが設定されている羽田から札幌、伊丹、福岡、そして那覇。
1日何人乗れるのだろう、機材は何だろう、素朴な疑問をまとめました。
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目次
JAL国内線でファーストクラスが設定されている4路線。羽田から新千歳、伊丹、福岡、那覇。
JAL主要路線の羽田からの札幌、伊丹、福岡、那覇で使われている機材(臨時便は除く)。
小型機である737‐800型は少なく、基本的には767や777と言った中型機以上で運航しています。
座席提供数はボーイング777‐300で最大の500人。ボーイング767タイプは250人前後です。
ファーストクラス | クラスJ | 普通席 | 計 | |
ボーイング777-300 | 78 | 422 | 500 | |
ボーイング777-200 | 14 | 82 | 279 | 375 |
ボーイング767‐300 | 5 | 42 | 205 | 252 |
ボーイング767‐300(Fなし) | 42 | 219 | 261 | |
ボーイング767‐300(国際線機材) | 30 | 207 | 237 | |
ボーイング737‐800 | 20 | 145 | 165 |
ボーイング777は300と200の2種類、767は数種類。それぞれファーストクラスが設定されている機材、されていない機材があります。
各路線での機材の使いかたを見てみましょう。2019年4月20日の運行予定で調べてみました。
JAL羽田新千歳線は1日16往復。ボーイング777‐200が11機。
羽田札幌線は1日16往復。
羽田発6時30分が始発(8時札幌着)、羽田20時30分発(22時札幌着)が最終。
機材はボーイング767‐300(F設定)が3機、ボーイング777-200が11機、ボーイング737‐800が2機。
737‐800以外の14便はファーストクラス設定です。
1日の最大提供座席数は以下の通り。
最大1日1万人、月にすると約30万人が利用できる羽田新千歳線。って考えると凄い数ですね。ANAやLCCもあり羽田以外ももちろんあるわけで。
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羽田伊丹線はすべてがファーストクラス設定
1日15往復。
羽田発は6時30分が始発(7時35分伊丹着)、19時20分羽田発(20時35分伊丹着)が最終。
機材はボーイング767‐300が10機、ボーイング777-200が5機。
全ての便でファーストクラス設定機です。(機材繰りの関係でそうでない場合あり)
伊丹空港の運用時間は制限があり時間内にできるだけ飛ばす必要があるので、小型機は使わず基本は中型機以上となっています。
羽田福岡線は1日17往復。ボーイング777‐200が10機。
1日17往復。
羽田発は6時15分が始発(8時10分福岡着)、19時50分羽田発(21時45分福岡着)が最終。
機材はボーイング767‐300が6機(F設定)、ボーイング777-200が10機、ボーイング737‐800が1機。
ボーイング737以外の16便がファーストクラス設定機です。
1日の最大提供座席数は以下の通り。
羽田那覇線は500人が乗れるボーイング777‐300が使われている
1日13往復。
羽田発は6時10分が始発(8時50分那覇着)、19時40分羽田発(22時15分那覇着)が最終。
機材はボーイング777-200が2機、ボーイング777‐300が5機、ボーイング767‐300ER(ファーストクラス未設定)が4機、ボーイング767‐300ER(国際線用)が1機、ボーイング737‐800が1機。
ファーストクラス設定は2便。(日によって3便もあり)他の路線に比べて機材選びに苦慮している感がありますね。
1日の最大提供数は以下の通り。
フライト時間が約2時間半と長く1日の本数が少ない那覇線。観光需要が多いので最大500人が乗れるボーイング777‐300が羽田那覇線のみに使用されています。
羽田発主要4路線まとめ
4路線をまとめると以下の通り。実績はJALが発表している数字で最新の2019年1月の乗客数。
羽田から往復 | 1日最大提供数 | 1月実績数 | 搭乗率 |
新千歳 | 10,422 | 257,442 | 72.9% |
伊丹 | 8,790 | 203,512 | 74.5% |
福岡 | 10,854 | 251,497 | 73.1% |
那覇 | 9,392 | 205,529 | 76.3% |
新千歳、那覇は時期によって変わってきますが、羽田那覇はオフシーズン中の1月でも76.3%の利用率がある点は驚き。夏だと80%はゆうに超えてきます。
修行僧の影響もあると思われますが、早割運賃が安いので沖縄に行きやすい点もあるでしょうね。那覇のオンオフはなくなった感が強いです。
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羽田那覇線の機材選び
新千歳、伊丹、福岡はシンプルな機材選択ですが、羽田那覇線は機材選びが大変そう。
修行僧としてはファーストクラス設定を増やして欲しいですが、以下の理由から難しいですかね。
- フライト時間が長いので1回でより多くの人を乗せたい。
- となると、ファーストクラス設定のないボーイング767は提供座席も多く那覇線に合う。
- 500人が乗れるボーイング777‐300(F設定なし)は団体需要に対応。
- ビジネス需要は他の路線に比べて低め。
- 1人で乗るより家族、友人と乗る場合が多い。
- なのでファーストクラスは少なめでOK?
少しは増やして欲しいですが、現状だと厳しいですかね。限られた機材で対応する必要があるので、私がJALの立場だったら同じ対応をするかもしれません。
増えたとしても争奪戦になるので中々乗れないとは思いますが(笑)クラスJは落ちてくることも多いですが、ファーストクラスは中々落ちてきません。
今後の機材計画
今後2019年9月より羽田福岡線のボーイング777‐200からエアバス最新機であるA350に順に入れ替わっていくことになります。
個人的にかなり楽しみ。ボーイング777シリーズが役目を終え新しい機材にバトンを渡すことになります。個人モニターありのピカピカの機内で過ごすフライトが今から待ち遠しいです。
福岡や札幌線はスターフライヤーやエアドゥと言った他航空会社とコードシェアしているANAの方が便数が多いので、新しい機材を投入することで、注目を集めたい感はありますね。
エアバスA350のレイアウトが楽しみですが、現状のJAL国内線のおすすめ機材は以下で。できるだけ窓側、通路側を選択したいですよね。
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