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JALが国際線に導入している新・間隔エコノミーに乗ってみた!何が違うの?

JALのエコノミーは世界一の評価を受けています。

イギリスのスカイトラックス社が世界のエアラインを対象に各部門で順位をつけています。

その中で2019年『ワールド・ベスト・エコノミークラス』を受賞。

『ワールド・エコノミークラス・エアラインシート』も3年連続で受賞しています。

日本国内においてもエコノミーならJALとの声が多いです。

どうしてJALのエコノミーは選ばれたのでしょう?ANAとの違いは?

SKYTRAX(スカイトラックス)社って?イギリスの格付け会社

スカイトラックス社は1989年にロンドンで設立されました。

航空業界の調査を行い、エアライン、空港等の格付けをする会社です。

調査で最も有名なのが5スターレーティング。

2019年ではANA、JAL、シンガポール航空、カタール航空、エバー航空、ルフトハンザ航空等10社が選ばれています。

JALのエコノミークラスは世界一へ。SKY TRAX社の『ワールド・ベスト・エコノミークラス』を受賞。

2019年JALのエコノミーは世界一に選ばれました。

 

受賞したのは日本初となる『ワールド・ベスト・エコノミークラス』

 

機内食を含めたサービス、シート、エンターテインメント等の総合評価です。

 

JALのエコノミーは何が違うの?

機内食、サービスは好みもあり比較し辛いですが、違いが明瞭なのがシートです。

以下は、新間隔エコノミーとして売り出しているスカイワイダーと言われるシート。中距離線で導入されています。

 

新間隔エコノミーって何?違いは?

 

ANAと比較すると分かりやすいです。

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ボーイング789‐9のJALとANAのシート

ボーイング789-9も幾つかタイプがあるのすが、JALとANAで座席数が近い機材で確認しました。

 

先ずはANA。

ビジネスクラス40席、プレミアムエコノミー14席、エコノミー192席の計246席。

エコノミーの配列は3-3-3です。

 

続いてJAL。

ビジネスクラス28席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー190席の計239席。

エコノミーの配列は2-4-2です。

 

ANAのエコノミーが3-3-3、JALのエコノミーが2-4-2。

 

JALの方が1席分余裕があるんですね。

これは大きいですよ。特に欧米等の長距離路線だと快適さが全然違います。

ちなみにシートピッチ(足元のゆとり)は86センチ前後と同じです。

このように、JALのエコノミーの配列は標準仕様より1席少なく評価につながっています。

ボーイング777-300ER

両社で国際線において長距離線の主力機として使われている機材をみてみましょう。

2019年7月11日、ANAはビジネスクラスの新シートを発表しました。

何と個室タイプ!ファーストクラスと同じ1-2-1の配列。

 

2019年8月2日から羽田ロンドン線で導入されています。

ANAビジネスクラスの比較。新シートRoom(ルーム)は路線拡大中!

 

ANAのボーイング777-300ERのシートマップは以下の通り。

ファーストクラス8席、ビジネスクラス64席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー116席の計212席。

エコノミークラスの配列は3-4-3。

 

ANAビジネスクラスは進化しました。

一方、エコノミーはと言うと以下が以前のタイプ。

エコノミークラスは2-4-3。新タイプが1席増えていることが分かりますね。

 

エコノミー席を増やしビジネスクラスを進化させました。

ANAはビジネスクラスに力を入れていることが分かります。

余談ですが、一部のエコノミー席の座席指定を有料化を実施し、実質値上げに踏み切っています。2019年の大きな変更点の一つです。

 

一方のJAL。

同じボーイング777-300ERは以下。

ファーストクラス8席、ビジネスクラス49席、プレミアムエコノミー40席、エコノミークラス147席の計244席。

 

エコノミークラスは3-3-3の配列なので、JALの方が1席分余裕があります。

 

スカイトラックス社の評価が全てではありませんが、エコノミーのシートに関してはJALの方が快適なことに間違いはなさそうです。

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ボーイング777‐200 羽田からバンコクへ

羽田からバンコク線で新間隔エコノミーを体験しました。

 

深夜便だったのですが、新間隔エコノミー席で5センチ横のゆとりが生まれるだけで、気分が違います。

 

足元はANAと同じ。

 

モニターも見やすい。新作映画を楽しみました。

 

朝食はこんな感じ。到着2時間前にサーブされました。

 

横の幅が5センチ違う新間隔エコノミー。実際に乗ると快適さが分かります。足元は同じですが、ゆとりがあります。1席分の幅はやはり大きいです。

まとめ

JALのエコノミーは評価が高いです。

機内食も有名シェフとコラボ企画があったりとかなり変わってきました。

JALはエコノミー、ANAはビジネスクラスに力を入れている印象が強くなりましたが、JALは新機材であるエアバスA350を数年後には国際線に投入予定。

ANAの新ビジネスクラスの後で現状のビジネスクラスを大幅に変えてくるのでは?とも予想できます。期待しましょう。

 

JALの新機材A350は一足先に国内線でデビュー。9月1日に羽田福岡線で就航し、10月27日には羽田札幌、2月1日には羽田那覇線において運航を開始する予定です。かなり快適ですよ。機会あればぜひ!

JALのクラスJのメリット、普通席との違いまとめ。値上げとアプリでのアップグレード可の話。

 

国際線のエコノミーはJALが快適。ビジネスクラスは今のところANA。

では、国内線は?シートはクラスJがあるJAL、便利さは主要路線の便が多いANA。違いが意外に多くどっちが良いかなぁと考えるのも楽しいです。

ANAとJALの違い
ANAとJALどっちがおすすめ? 国内線での違いを徹底比較してみた。

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