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JAL国内線のおすすめ座席は?
写真を撮りたいから窓側で!
すぐに荷物が取り出せる通路側で!
と指定したくなる座席は色々ありますが、おすすめ機材は?と言われるとどうでしょう。
運航機材は路線によって違うので一概には言えないですが、私が羽田便で好んで指定する機材があります。なぜでしょう。理由はシンプルです。
2021年2月に発生したユナイテッド航空の事故によりボーイング777(国内線)の使用が不可になり、それもあってJALは1年前倒しで777を退役させることになりました。
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目次
JAL国内線でおすすめ座席は?乗る飛行機によって違いあり。
JAL国内線は3クラスあります。
普通席、クラスJ、ファーストクラス。ANAにはJALのクラスJに相当するクラスがないのでJALの方が1クラス多く、大きな違いになります。
尚、ファーストクラスは羽田から札幌、伊丹、福岡、那覇の4路線のみで設定されています。
クラスJは普通席に1,000円プラス、ファーストクラスは8,000円プラスで当日空きがあればアップグレードも可能。こうしてカウンターで募集していることも多いです。
そんなJAL国内線ですが機材でみるおすすめ座席をみてみたいと思います。
エアバスA350
長距離用ボーイング777シリーズの代替え機種として採用されたエアバスA350は2019年9月、羽田福岡線でデビューしました。
就航当時はかなり話題になりました。東京の主要駅でも大きなポスターが張られJALの意気込みが感じられました。
普通席にもモニターが付いている点が特徴で、乗ると今までとは何かが違う、まさに新世代機種の実感あり。
ファーストクラスが12席、クラスJが94席、普通席が263席の計369席。
座席配置は以下の通り。普通席の3-3-3が特徴です。
- クラスJが2-4-2
- 普通席が3-3-3
導入路線は、羽田⇒福岡、札幌、那覇。ファーストクラス設定なので、羽田からの主要路線になります。2021年4月からは伊丹那覇でも運航中。2021年度は新たに6機導入、全て国内線の予定で便拡大となります。
普通席でもモニター付きは最高です。ただし、一つ注意点。中央列だと荷物の収納棚が異常に高いので(初めて乗ったときびっくりしました)、手伝ってもらうか、困っている人がいれば手を貸してあげたいところです。
ボーイング787
2019年10月、羽田伊丹線で就航したボーイング787-8。
ボーイング787は次世代中型旅客機で以下の特徴があります。
- 燃費が従来機に比べ20%上昇
- 短距離、長距離も問題なく汎用性が高い
- 騒音が少ない
- 機内の気圧、温度、湿度を改善
騒音が少ない点が特徴で、着陸料が安くなる伊丹線で主に使われることになりました。
エアバスA350と同様にモニター付き。時間つぶしには最適です。
ファーストクラスが6席、クラスJが58席、普通席が227席の計291席。
座席配置は以下。
- クラスJが2-3-2
- 普通席が3-3-3
羽田伊丹、福岡線で導入されています。普通席は真ん中の3席以外は窓側、通路側を選択できます。
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ボーイング777‐300
国内線で最大のボーイング777-300。
500人乗ることができます。羽田発の主要路線で使われています。ファーストクラス設定はなし。
クラスJが78席、普通席が422席の計500席。
修学旅行で多くの学生が乗っているタイプはこれが多いです。普通席が422席あるので団体で利用するには適していますね。
ここで座席の配置をみてみましょう。
- クラスJが2-4-2
- 普通席が3-4-3
飛行機に乗る際、端に座りたい人が多いと思いますが、クラスJは中央の2席、普通席は両端と中央2席の計4席が両隣に人がいる座席となります。
羽田伊丹の短い距離なら良いですが、長くなるとちょっと窮屈な感じがしますよね。
ボーイング777‐200
ボーイング777‐200は777‐300に比べ約10メートル短い機材です。ファーストクラスが設定されています。羽田発の伊丹、福岡、新千歳、那覇の主要路線で使われています。
ファーストクラスが14席、クラスJが82席、普通席が279席の計375席。
この機材も多くの人を収容できる飛行機で主要路線で使われています。
座席の配置をみてみましょう。
- クラスJが2-4-2
- 普通席が3-4-3
クラスJは中央の2席、普通席は両端と中央の計4席が両隣に人がいる座席。ボーイング777-300と幅が同じなので座席はほぼ同じです。
ボーイング767‐300(ER)
ボーイング767シリーズは国際線で使われていた300ERが国内線用に改修され国内線で使われるようになりました。300ERと300タイプの機材が国内線で使われています。
ファーストクラス設定は羽田からの伊丹、新千歳、那覇、福岡で使用されています。
300ERはファーストクラス設定。
ファーストクラスは5席、クラスJが42席、普通席が205席の計252席。
それから別のタイプ。クラスJが42席、普通席が219席の計261席。
ここで座席の配置を確認。
- クラスJが2-2-2
- 普通席が2-3-2
横幅が違うので単純な比較はできないですが、ボーイング777シリーズと違いますね。
ファーストクラス設定のボーイング767の普通席は29列。普通席は205席なので約8割の176席は端の席に座れることになります。
中央以外は当たり席ですね!
ボーイング737‐800
ボーイング767より一回り小さい機材。JALおよびJALグループのJTA(日本トランスオーシャン航空)で使用されている機材です。
クラスJが20席、普通席が145席の計252席。
座席の配置をみてみましょう。
- クラスJが2-3
- 普通席が3-3
クラスJの1席、普通席の両端の中央が両隣に人がいる席になります。
安全のしおり。
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機材の座席まとめ
JAL国内線の機材をまとめました。
主要な機材はエアバスA350、ボーイング777、787、767、738です。その他にも地方を結ぶ路線、離島で発着する路線はさらに小さい機材が使われています。その内、ボーイング777は運航再開時期が見えないので退役となりました。
まとめるとこんな感じです。
機材 | クラスJ | 普通席 |
エアバスA350 | 2-4-2 | 3-3-3 |
ボーイング787 | 2-3-2 | 3-3-3 |
ボーイング777(退役) | 2-4-2 | 3-4-3 |
ボーイング767 | 2-2-2 | 2-3-2 |
ボーイング737 | 2-3 | 3-3 |
主要な上記5つの機材だとやはりボーイング767、もしくは新しいエアバスA350、ボーイング787がおすすめです。時間の都合で上手いようにはいかないですが予約する際は確認してみてください。
ちなみに羽田伊丹だとボーイング787、767が主要機として運航しています。私は羽田伊丹でよく利用するのですが、振り返ってみると767で乗ることが多かったです。最近は787が多いかな。
ボーイング767-300の普通席。2-3-2。真ん中以外は当たりですね!
安全のしおり。国内線は機内WiFi無料が嬉しいですね。
どの飛行機に乗ったか後で確認するために安全のしおりを撮るようにしているのですが、振り返るとボーイング767が多いです。たまたまかもですが(笑)
窓側?通路側?どっち?
窓側、通路側どちらに座りますか?富士山が見える窓側(羽田から伊丹だと右、伊丹から羽田だと左)は人気。
席があればこの席を指定し富士山をみるようにしています。
機内だとすぐ寝てしまうので、離陸後寝ないように我慢です(笑)
窓側、通路側どっちがおすすめ?私の場合だとボーイング767の普通席は2-3-2なので窓側、ボーイング777だと3-4-3なので通路側を選んでいます。
3-4-3で窓側だと棚に上げた荷物を取るのに時間がかかり中々出れないので。その点、2-3-2のボーイング767だと隣は一人なのでそこまで時間はかかりません。
まとめ
JAL国内線での機材によるおすすめ座席をまとめました。
私自身、希望する時間の便を選ぶのが最優先ですが、特別塗装機だったり、富士山の見える窓側が取れたりとか時間があれば機材を選んで予約するようにしています。
エアバスA350、ボーイング787での国内線でモニターは快適ですよ!モニターあれば乗っている間かなり遊べて最高です(笑)子供も飽きずに楽しめるのでいいかなと。2021年4月より伊丹那覇線でも運航中。
クラスJはプラス1,000円で利用できます。一律1,000円なので長距離ほどお得感あり。当日空港でもアップグレード可能なので、カウンターで聞いてみてください。
一方でANAはどうなの?ANAは既にモニター機材を運航中、順次運行路線を拡大するようです。JALとANAは意外に違いあり。詳しくはこちらで。
こんにちは。
機材毎の座席表ならJALサイトでいつでも見れると思うので、この席は他の普通席より足元が広い(例えば737‐800の7列目等)とか、この席は後ろが広くあいているので気軽にリクライニングしやすいといった窓際・通路側以外の情報を、追記で結構ですので機材毎に教えて頂きたいです。