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2016年11月末にJALマイレージの新企画が発表されました。
その名も『どこかにマイル』
まあ、マイルと参るを引っかけている訳ですね。
コンセプトは以下。シンプルで分かりやすいです。
往復6,000マイルで行先はお楽しみ。新しい旅のかたち。
JALホームページより
どこに行くかは分かりません。いわゆるミステリーツアーの様なもの。とは言え、JALが運航しているところに行くので、へき地に行く、なんてことはありません。含まれているのは航空券のみ。
メリット(魅力)は、
①通常だと12,000マイル以上必要な特典航空券が6,000マイルで利用可能。
②行先はお楽しみ!
③同行する友人の予約も可能。(別途本人によるマイル引落としが必要)
デメリットはどこに行くか分からないことですが逆に言えば楽しみでもあります。ドキドキワクワク感を楽しめる、そんな感じです。
羽田、伊丹、関空に続き2018年5月24日から沖縄、鹿児島発が予約可能になります。関空の次は福岡あたりと思っていたのでびっくりです。
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JAL国内線特典航空券どこかにマイル 行き先はどこになる?
概要
往復6,000マイルでJAL国内線の特典航空券が利用できます。
申込時点で4つの候補地があり、申込後3日で決定します。
対象は、JALグループ国内線の羽田、伊丹発着の全路線。
追記:2018年2月20日より関空発着の路線で利用可能に。但し、出発と到着時間帯の選択は羽田の5種類に対し伊丹は3種類。必要マイル数は6,000マイル。
沖縄、鹿児島発は2018年5月24日10時予約開始。
沖縄、鹿児島発と言っても対象路線は離島のみ。
沖縄発は奄美大島、沖縄良部、与論、南大東、北大東、久米島、宮古、石垣、与那国。
鹿児島発は種子島、屋久島、喜界島、奄美大島、徳之島、沖縄良部、与論。
https://www.jal.co.jp/jmb/dokokani-island/index.html
必要マイルは往復6,000マイル。(*片道の申込は不可。)
小児が利用する場合も大人と同じマイル数が必要。
各種クラス Jクーポンは利用不可。
申込期限は1ヶ月前から搭乗の7日前まで。
復路は、往路の出発日から10日先まで申込が可能。
JALマイレージ会員の配偶者、二親等以内の親族、義兄弟姉妹の配偶者が利用可能。友人等も同時に申込みが可能ですが、別途本人によるマイルの引き落とし手続きが必要。
利用不可の日程について2018年3月以降については別途発表。
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羽田発で実際に予約をしてみました
2月8日時点で往路で2月15日出発が最短、3月8日までの予約が可能。
復路は3月15日まで。出発時間、到着時間ともに5つの選択が可能です。
5:00~8:59、9:00~11:59、12:00~15:59、
16:00~18:59、19:00~23:59
以下の画面で日時、時間帯、人数を検索すると4つの候補地が出てきます。
便に空きがない場合が出てこないので日にち・時間を変えて検索し直してください。
私の場合は以下、小松、北九州、岡山、徳島が候補地になりました。私の生まれは西の方なので悪くない候補地です。岡山か徳島が当たれば良いなと思ってました。もちろん小松でも北九州でもOKです、このワクワク感が良いのでしょう。
検索だけもOKなのでどんな候補地があるのか見るだけでも楽しめますよ。
そして4つの候補地の何れかで良ければ申込します。
嫌だったらまたの機会で、シンプルですね。
そして申込ました。
それから翌日回答のメールが来ました。一体どこになったのでしょう?
行先を確認するにはホームページから国内線特典航空券の予約画面に進みます。
徳島、来たーーー! 四国には住んでいたこともあるので田舎に帰る気分です。
徳島かあ、車を借りる必要があるでしょうね。
もし実際に徳島を予約しようとすると1ヶ月先の特便割引で往復34,000円ほど。
6,000マイルなので1マイルの単価は5.7になります。 かなりお得ですね。
伊丹発だと
2月8日時点で往路で2月15日出発が最短、3月8日までの予約が可能。
復路は3月15日まで。出発時間、到着時間ともに3つの選択が可能です。
7:00~10:59、11:00~14:59、15:00~20:59
そして来週の週末にして検索してみます。
花巻、山形、出雲、青森が候補になりました。この内、どれかになる訳ですが、違うところが良い、と思えば前のページに戻り再度検索することが可能です。但し、1日に検索できる回数は上限が設けられているので注意してください。
次はこんな感じで。山形、秋田、松山、出雲。どれにしましょう。特典航空券の空き状況によって決まってくる感じなので日にちを変えて検索するのも一つだと思います。
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実際に体験 どこかにマイルで徳島へ
さて、当日早起きして空港へ。
どこかにマイルは時間帯を指定して申込むことが可能です。
折角なので一番早い時間帯で申込むと朝7時の便に決定しました。
羽田への移動時間は、、、考えないことにしましたね(笑)
あれ、いつもと色が違う、ヘッドレストってあったっけ、と思っていたら
国際線機材でした。この変更は急きょでしょうね。
普通席は2-3-2の配列。モニターも大きく見やすいですね。尚、Wifi搭載機ですが国際線仕様と言うことで利用不可になり、加えてモニターも見ることはできませんでした。1時間ちょっとのフライトですからね、我慢我慢です。
そして出発。
羽田から徳島と言うことで右列の窓側を選択しました。
理由は富士山。これを見るだけで一日ハッピーな気分になります。
こちらがクラスJのシート。国際線用機材なのでビジネスクラスのシートを体験できるので、やはりお得です。主に国際線の短距離で運航されています。
そして徳島空港着。阿波踊りの像が出迎えてくれます。 愛称は阿波踊り空港。
馴染みある徳島と言うことで何をするか決めていませんでしたが、折角だからと電車で市内中心部へ足を運ぶことにしました。単線でワンマンでした。
徳島駅から徒歩で15分程に位置する阿波踊り会館へ。
阿波踊りの歴史の展示物やお土産さんがあります。
たまに会館で阿波踊りの披露もあるようです。
ロープウェイで徳島市内で行われたようです。
頂上からの眺め。枯れた木々が冬を感じさせます。
それから友人宅に行ってのんびり過ごしました。
こんな日もあって良いでしょう、楽しむことができました。
そして翌日徳島阿波踊り空港へ。あいにくの雨。
こちらカウンター。
写真展があります。徳島は何といっても阿波踊りです。
フライトシミュレーターがありました。1回100円、良心的ですね。
お土産屋さん。
食事フロアは充実していて徳島ラーメンも食べれます。
そして展望ホールへ。
展望ホール、写真館、その他時間潰しができるようになっているので
有り難いです。
結構近い位置で見ることができます。
エアポートラウンジ「VORTIS」へ。
保安検査場の手前にあり制限区域内にあります。
料金は2時間で1000円ですが、提携するカードと搭乗券を提示すれば
無料になります。提携はアメックス、DCカード、LIFEカードその他。私はアメックスを提示し無料で入りました。
誰もいませんでした(笑)
ソフトドリンクに別途コーヒーマシーンがあります。
暫し、のんびりすることができました。
そして、名残惜しいですが羽田に戻ります。
そして復路はクラスJのシート。どこかにマイルを含む特典航空券はクラスJを選択できず、クーポン等も利用できませんが、当日空席がある場合に限り、1000円を支払うことでアップグレードが可能になります。快適さは全く違いますので、クラスJを利用することにしました。
12月から始まった『どこかにマイル』
個人的に目立った観光はしていませんが、ゆっくりできて大満足の旅行でした。
新サービスの感想としては旅行なので行きたいところに行くのが無難だと思いますが、どこに行くんだろう、と言ったワクワク感を味わうのには良いかもしれません。必要マイル数も半分ですのでお得です。
まとめ
どこかにマイルの注意事項は以下の通り。
1日の申込数には上限がある。
1日の再検索できる回数には上限がある。
申込後に日付・搭乗者・出発地・区間数等の変更は不可。
予約のキャンセル待ちは不可。
特典航空券で利用可能な席数には限りがある。
候補地が出ない場合は空きがないので日、時間を変えて再度検索してみてください。申込後の変更・キャンセル不可については気を付けたいところ。
1ヶ月以内の予約が可能で1人往復6,000マイルなのでお得感は満載。
とは言え、ここに行きたい!と言うこだわりがあるのなら、75日前まで予約可能な先得が安くて良いでしょうね。先得についてはこちらを参考にしてください。
JAL先得が2018年1月23日から先行発売 注意点をまとめました
まとめると、
お得にドキドキ感を味わいたいなら『どこかにマイル』。
ドキドキ感なんていらねえ!好きな場所に行きたい!と言うことであれば、
『JAL先得』。
沖縄、鹿児島発が加わったのは離島便が増便したことも関係していると思うのですが意外でした。例えば那覇宮古、石垣だと直前の航空券は片道1万前後なので3,000マイルだとお得かなと。ただ個人的にはどこになるか分からないので行きたいところに行った方が良いかなあ。
特典航空券の空きを埋めると言う意味ではJALにとって良し、利用者も半分のマイルで旅ができるのが良し、そんなどこかにマイル。今回の那覇、鹿児島追加で今後もどこかが増えそうな気がします。
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