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JALのエアバスA350がついに羽田福岡線で運航開始!札幌、那覇線も就航日決定!

JALのA350

JALのエアバスA350。

9月1日、羽田福岡線で就航します!

いやー、楽しみ。JALにとっては初のエアバス製品の導入になります。

ANA、JAL共にボーイング社との結びつきが強かったわけですが、ANAは小型機のA320シリーズを導入、2階建て大型機のA380を2019年5月に成田ホノルル線で就航させるなどエアバスとの関係を深めています。

一方、JALはと言うと、主力機であるボーイング777シリーズの代替えとして、2013年に最新A350シリーズを35機発注。

JALとして初のエアバス製品は2019年9月1日から羽田福岡線で就航します。その後、札幌、那覇線も導入、古い機材との入れ替えになります。

エアバスA350は、古くなったボーイング777機の入れ替え

ボーイング747が2011年に退役して以来、長距離線の主力機として使用されているのがボーイング777シリーズです。

777シリーズの初号機はボーイング777‐200で1996年4月の羽田鹿児島線で初フライト。今から20年以上も前。

古くなった777機は順次退役し、現在は国内線で16機(772が12機、773が4機)、国際線で24機(772が11機、773が13機)の計40機が活躍しています。

 

時が過ぎ777シリーズも古くなり代替えとしてボーイングとエアバス両社を検討しましたが、2013年にエアバス社に決定、計35機(オプション25機)を発注しました。

国内線のボーイング777は2種類

777‐300が4機。

クラスJが78席、普通席が422席の計500席。

JAL国内線の最大機であり羽田那覇、羽田札幌等の路線で使われています。修学旅行や社員旅行等の需要に対応しています。

 

続いてボーイング777‐200。

ファーストクラス14席、クラスJが82席、普通席が279席の計375席。

羽田から那覇、福岡、札幌、伊丹の4路線で使用されている機材です。

 

この2機がエアバスA350‐900に入れ替えになります。

 

ファーストクラス12席、クラスJが94席、普通席が263席の計369席。

 

*国際線のボーイング777は2種類。

ボーイング777‐200、300はエアバスA350‐1000に入れ替える予定。

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エアバスA350シリーズとは?特徴は?

現在作られているエアバスはA350XWB(extra Wide Body)で再設計されているもの。*A350‐800は製造中止になっています。

  • A350‐800・・全長60.5メートルで標準280席
  • A350 -900・・全長66.8メートルで標準325席
  • A350-1000・・全長73.8メートルで標準366席

 

ボーイング大型機への対抗機として、長胴型のA350‐900とA350-1000が現在作られている機種になります。

 

特徴としては以下。

  • 炭素繊維複合材を53%、チタン、最新のアルミ合金を使い軽量化
  • エンジンはロールスロイス製のTrent XWB
  • 燃費性能の向上
  • CO2排出量を25%削減
  • 空気を2,3分ごとに入れ替えし温度、湿度を調整

 

簡単に言えば、燃費良し、環境に優しい、機内は静か、お肌に優しい、そんな感じでしょうか。

 

尚、シンガポール航空に納入されたA350‐900ULR(Ultra-long-Range)は350‐900の超長距離型でシンガポールニューアーク間を18時間45分で飛ばしています。世界最長フライトです。

世界最長フライトをプレミアムエコノミーで!シンガポール航空が特別運賃の設定。

 

A350シリーズが納入されている主な航空会社は以下の通り。

  • カタール航空
  • ベトナム航空
  • フィンエアー
  • シンガポール航空
  • エティハド航空
  • ルフトハンザ航空
  • チャイナエアライン
  • アシアナ航空
  • タイ航空
  • デルタ航空

 

製造中止になった2階建てA380のあとのエアバスの中心になる機材です。

JALの仕様はどうなるの?投入は9月1日の羽田福岡線。

JALの国内線で使用されるA350のシートマップが発表になりました。

 

ファーストクラス12席、クラスJが94席、普通席が263席の計369席。

 

JALが発表している新仕様は以下の通り。

  • ファーストクラス、クラスJ、普通席の全ての座席と機内デザインを一新。
  • 全席に個人用画面。
  • PC用電源、USBポートは全席へ。
  • 次世代の機内エンターテインメントシステムを搭載。

 

全ての座席と機内デザインを一新!だいぶ雰囲気変わりましたね。

 

普通席にも個人モニターが搭載されます。

 

既にANAではエアバスの小型機であるA320シリーズで普通席にもモニターを搭載しています。

私も利用した際はモニターをずっといじってました。時間つぶしに最適ですよ。アニメもみえるので子供も楽しめそうです。

11月16日、ついにANA国内線で新シート導入へ。普通席にもモニターを設置。

 

ちなみに初号機、2号機、3号機は特別塗装となっています。

 

初フライトは2019年9月1日。羽田発はJAL317の12時10分発の予定です。

その後、札幌(10月27日~)、那覇(2020年2月1日~)、伊丹線で順次導入になります。

ボーイング777とエアバス350の比較

入れ替えするボーイング777シリーズと比較してみましょう。

777シリーズを意識して作られていますね。ボーイング777‐300とエアバスA350-1000はほぼ同じ全長です。

全幅(m) 全長(m) 座席数
ボーイング777-200 60.9 63.7 375
ボーイング777-300 60.9 73.9 500
エアバスA350-900 59.6 67 2クラスで366
エアバスA350-1000 59.6 73.8 2クラスで412

 

尚、上記はエアバス社の座席数は標準仕様です。

新たに発表されたA350と入れ替えるボーイング777-200と比較してみます。Fはファーストクラス、JはクラスJ。

F J 普通 普通席配列
B777-200 14 82 279 375 3-4-3
A350-900 12 94 263 369 3-3-3

 

ボーイング777‐200からエアバスA350になり変更点は以下。

  • ファーストクラスが2席減少。
  • クラスJが12席増加。
  • 普通席は16席減少。
  • 普通席の配列が3-4-3から3-3-3に変更。

 

普通席の幅も広くなりそう。機内デザインがどうなるかですが、かなり期待できそうです。

主に那覇線で運航されているボーイング777‐300も同じタイプになれば、ファーストクラス設定機が増えるので修行僧にとっては嬉しいかぎり。

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A350の乗り心地は?実際に乗ってみました

振り返ってみるとキャセイパシフィック航空とチャイナエアラインでA350‐900に乗っていました。

キャセイパシフィック航空のシートマップ。

 

ビジネスクラスは38席、プレミアムエコノミーは28席、エコノミーは214席の計280席です。

キャセイは機材変更が多く予定変更でたまたまA350‐900に乗ることができました。これはラッキー。

 

乗った感想としては『静か』の一言。

離陸時の騒音が全く気になりませんでした。湿度、気温等についてはそこまで違う感はないものの、快適だったことに間違いはありません。

 

チャイナエアラインのA350‐900ビジネスクラスはかなり良かったです。こつこつ貯めたデルタマイルを利用しました。

チャイナエアラインA350ビジネスクラス 関空から台北へ

まとめ

2019年9月から順次入れ替えとなるエアバスA350シリーズの紹介でした。

 

新しい機材だと何が違う?

 

新車に乗るときを思い出してください。あんな感じです(笑)新しい飛行機。ワクワクしませんか?

今後、JALの主要路線で運航していくのでぜひ利用してみてください。羽田札幌が10月26日から、羽田那覇線が2020年2月1日から導入が予定されています。

2019年後半の先得が発売になり既に羽田札幌、羽田那覇線のA350は購入できるようです。確認してみてください。

2020年3月までのJAL先得運賃が8月25日から順に予約開始。今回で最後の一斉発売に。

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