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1998年6月にオープンした香港国際空港。
シンガポールのチャンギ空港、韓国の仁川空港と並び過去に何度もベストエアポート賞を取った空港です。
乗継用としてはもちろん、サービス、快適さについて大きな評価を得ています。私も好きな空港の中の一つです。
香港は日本から近いですし週末弾丸には持ってこいですよね。そんな香港空港にはスターアライアンスのビジネスラウンジは3つあります。
ユナイテッド航空、シンガポール航空、タイ航空。
多いとどこに行こうか迷ってしまいますね(笑)
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目次
香港国際空港のターミナル。ANAは第1ターミナル、第2ターミナルはLCC専用。
香港空港 第1、第2ターミナルについて
香港空港には第1、第2ターミナルがあります。
基本的に第1ターミナルで出国手続きを行います。第2でも出国手続きを行う航空会社があります。
第1ターミナルだと以下。
ANA、JAL、シンガポール航空、タイ航空、マレーシア航空、デルタ航空、ユナイテッド航空、キャセイパシフィック航空、スクート、大韓航空、ルフトハンザ航空。
第2ターミナルは主にLCC用として使用されています。
ジェットスター、フィリピン航空、春秋航空等になります。
尚、出発はいずれも第1ターミナルからになります。
香港空港の出国エリア
出国エリアの全体図。(ANA HPより)
出国検査を抜けたすぐの15番ゲートにあるのがシンガポール航空のラウンジ。
ユナイテッド航空、タイ航空は35番ゲートの付近の階段を上るとあるラウンジエリアの一角にあります。プライオリティパスで利用可能なプラザプレミアムもあります。
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ANA便を利用する際はユナイテッド航空やタイ航空が近くになります。
香港空港は広くまた搭乗ゲートの変更する可能性もあります。
搭乗ゲートは何度か確認してください。
香港空港のスターアライアンスラウンジ
航空会社のアライアンス。
空港サービスやマイレージサービスの共有化を図り、ステータスを持っていると同じアライアンス内で他の航空会社のラウンジを利用できます。
例えば、成田空港国際線でANA便或いはスターアライアンス便で搭乗する際、ANAラウンジも利用できますし、ユナイテッド航空のラウンジも利用可能になります。或いは両方も可能です。
スターアライアンス加盟航空会社は以下。
ANA、アシアナ航空、中国国際航空、深圳航空、エバー航空、シンガポール航空、タイ航空、ユナイテッド航空、エア・カナダ、コパ航空、TACA航空、アビアンカ航空、クロアチア航空、アドリア航空、スカンジナビア航空、TAP ポルトガル航空、LOTポーランド航空、エーゲ航空、ブリュッセル航空、オーストリア航空、スイスインターナショナルエアラインズ、ルフトハンザドイツ航空、ニュージーランド航空、ターキッシュ・エアラインズ、南アフリカ航空、エチオピア航空、エジプト航空
香港空港にはスターアライアンスのラウンジが3つあります。シンガポール航空、タイ航空、ユナイテッド航空。ゴールドメンバーだとどのラウンジを使ってもOKです。
シンガポール航空シルバークリスラウンジ
シルバークリスラウンジは出国審査を抜けて最も近い位置にあるラウンジで15番ゲート付近にあります。
作りはシンプルでいて豪華さを持ち合わせています。
シンガポールのチャンギ空港もこんな感じだったですね。
プライベートスペース。電源、USBポートも備え付けられています。1人での出張者向けですかね。これだけ広くて座りご心地の良い個室スペースがあるラウンジは珍しいです。
このエリアだけで云えばタイ航空、ユナイテッド航空に比べて豪華です。
食事・飲み物のお酒も含めて種類は多いです。
焼きそば、飲茶、サラダにパン。この後機内食が待っているので十分でしょう。ハーゲンダッツや甘いものもあるので食べすぎにはご注意を。
オーダー式のヌードルバーもあります。
バーも併設されています。
ウイスキー、ワインの種類多さ!ビールサーバーもありますね。
飲み物、食事を考るとラウンジの評価は高いです。
シンガポール航空シルバークリスラウンジはシャワー室もあります。
利用対象は以下の通り。
- ANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便をビジネスクラスで利用
- ANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便を利用のダイヤモンド、プラチナ、スーパーフライヤーズ会員とANA及び他スターアライアンス加盟航空会社運航便を利用の同行者1名。
タイ航空ロイヤルオーキッドラウンジ
35番ゲート付近でエスカレーターで上がっていきます。
ANA便搭乗時だと搭乗ゲートに近くなるので、シンガポール航空のラウンジより便利です。 同じフロアにユナイテッドクラブ、プライオリティパスで利用可能なプラザプレミアムのラウンジがあります。
入口がムーディーで独特ですね、タイ航空のカラーです。
日本だと関西空港にもタイラウンジがありますが同じような感じ。
タイ航空ならではとなっています。
中もカラフルで解放感があります。
デザインはタイ航空ラウンジが個人的に好みです。
欧米の方はユナイテッド航空ラウンジに流れることが多く、3ラウンジの中で利用者も少なくその点でもゆっくりできそうです。
40番ゲートの看板が見えます。場所的にはANA便を利用する際はタイ航空ラウンジかユナイテッド航空のラウンジが近くて便利です。
この巨大な香港国際空港のレーンをみながらの一杯は格別ですよ。
ダイニングスペースはこんな感じ。
食事はこんな感じ。 焼きそばにソーセージ、飲茶にサラダ。
十分に食事できる量です。
アルコールも豊富です。ウイスキー、ワイン、缶ビールとか。
ビジネススペースもあります。パソコンが数台。
マッサージチェアもあります。
タイ航空ロイヤルオーキッドラウンジ
- ANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便をビジネスクラスで利用
- ANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便を利用のダイヤモンド、プラチナ、スーパーフライヤーズ会員ANA及び他スターアライアンス加盟航空会社運航便を利用の同行者1名。
- 時間:6:00~
- シャワー室:有
ユナイテッド航空ユナイテッドクラブ
タイ航空と同じフロアにあります。35番ゲート付近でエスカレーターで上がっていきます。
ANA便で搭乗する際はまずこちらにくるよう促されます。全体的なラウンジのデザインはお洒落で広く開放感あり。食事、飲み物の種類が多くお勧めです。
時間帯にもよりますが一番混んでいるイメージがあります。
広々とした空間で居心地もよく中々良かったです。
香港でユナイテッドクラブは数回利用していますが、他と比べて混むイメージがあるのでその点だけですね。
混んでいたら近くのタイ航空ラウンジに移動も一つです。
そして食事類。タイ航空、シンガポール航空に比べて多めです。
こちらはスープ。
ウイスキー、ワイン、缶ビール、ソフトドリンクも豊富です。
ユナイテッド航空 ユナイテッドクラブの詳細は以下の通り。
- ANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便をビジネスクラスで利用
- ANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便を利用のダイヤモンド、プラチナ、スーパーフライヤーズ会員ANA及び他スターアライアンス加盟航空会社運航便を利用の同行者1名。
- 時間:24時間
- シャワー室:あり
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ANAエコノミークラス搭乗記 香港から成田へ
香港から成田へ。43番ゲート。
搭乗日前後数日の香港の天気は悪く出発や到着の遅延が多くみられました。
今回も飛行機に乗ってから管制塔からの出発の指示待ちと言うことで結局1時間半くらい機内で待つことになりました。夕方発で帰りの便だったので良かったですね。成田に着いたのが21時頃。
機内に乗り込む時のこの角度、最高です(笑)
機材はボーイング767-300。アジア短距離向けで使われている機材。
非常口近くを選択できました。
非常口近くのシートは緊急時にお手伝いする必要があるシートですが、その代わり足元広々していてエコノミーとは思えない広さです。座席はANAステータスの上位から優先的に解放されています。
前に座席が無くテレビモニターがないのでひじ掛け部に収納されています。
その関係でひじ掛けは広くお隣とのスペースも若干ゆとりがあります。
足元はこんな感じでゆとりがあります。
足元にUSBポート、リモコン、電源があります。
モニターはひじ掛け部にある収納から出す形です。
機内食は生姜焼きにしました。
味が濃くてご飯に合って美味しかったです。そうめんは毎回出てきますね。
食事を終えて外を見ると日が落ちかかっていました。
こういう時はアイフォンからお気に入りの音楽を聞くのが最高です。
香港ガイド ビザ、時差、プラグ、空港アクセスについて
香港の詳細は以下の通り。
- 日本人国籍なら90日以内の滞在ならビザ不要。
- 香港から中国に行く場合は15日以内なら不要。
- 香港入国の際、たばこやお酒の持ち込み制限あり。紙巻たばこ19本、葉巻25グラム以下を1本、その他は25グラムを1種。30%以上のアルコールは1リットル1本まで。
- 日本との時差は1時間。日本が午前8時なら香港は午前7時。
- プラグはBFタイプ。ホテルで用意してくれている場合も多数ですが日本の電化製品はそのまま使えないので持って行った方がベター。
- 香港中心部へはバス(A11,A21)、エアポートエクスプレス、タクシー、ウーバーとか。
香港中心部へ一番早いのがエアポートエクスプレスで30分ほど。片道100香港ドル。九龍駅と香港駅に停車します。
私は香港中心部に行く場合、九龍に行き地上に上がり、徒歩で行くことが多いです。
香港の出入国手続きはe動(自動化ゲート)が便利。
申請の条件は幾つかありますがANAだとブロンズ以上で申請が可能。パスポートが終了するまでが期限となっています。便利なのでぜひ申請してみてください。
まとめ
3つのラウンジを体験した感想はどれも良いのが正直なところです。どのラウンジが搭乗口に近いか、混み具合等々によっても評価が変わってきそうです。
ANA便を利用する場合は、ユナイテッド航空やタイ航空ラウンジが近くて良いでしょう。尚、シルバークリスとユナイテッド、タイ航空は離れているの注意してください。(徒歩15分程度)
個人的には内装含めたインテリアはタイ航空、食事、ドリンク類に関してはユナイテッド航空が好みです。
シルバークリスラウンジは他と比べて解放感がなく暗い感じがするので、その点マイナスになります。
利用方法はスターアライアンス・ゴールドで利用可能。
スターアライアンス・ゴールドメンバーだとANAラウンジがない空港であってもアライアンスのラウンジが利用できます。優先チェックインとか手荷物優先とかもあるので便利。
スーパーフライヤーズカード(SFC)の特典についてはこちらを参考にしてください。
香港以外だとバンコク・スワンナプーム空港のラウンジが豊富です。ラウンジが多いのでどこに行こうか迷ってしまいますね(笑)
他社のラウンジに入ると航空会社間で費用の請求があります。例えばANAの上級会員(やビジネスクラス搭乗者)がシンガポール航空のラウンジを利用すると、ANAはシンガポール航空に後日20USD(そう聞いています)払うことになるそうです。(逆もあるので、全体で相殺、清算される。)他社ラウンジに入りすぎてブラックという話は全く聞いたことないですが、ANAのどこかで記録されているかもしれません。私の知っていることは伝聞に過ぎないので、誰か中の人のフォローを聞きたいです。
なるほど、航空間の請求はあるでしょうが、ブラックはどうでしょうか。国際線を月に何回も利用しその度にはしごするのであれば記録はあると思うのですがどうでしょう。私自身も今回は記事のためにラウンジ巡りをしましたが、次回からは大人しく1つのラウンジでまったり過ごす予定です^^
ラウンジのはしごは好きです。多頻度客である上級会員に対してのサービスの一環ですから、それで印象が悪くなるとは思えません。あるとすれば赤字経営の会社か、上級会員が多いプログラムだけではないでしょうか。
ラウンジのはしごにプライオリティパスを使う機会も多いです。こちらは独立系のプログラムなので航空会社の負担は無いですね。
beliceさん、はしご好きと言うことで嬉しいです笑 香港のプライオリティパスも良かったです。ラウンジは国によっても違いがあって面白いですよね^^