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飛行機が遅延、欠航の可能性がある場合にどう対応すれば良いでしょう。
冬だと雪、夏だと台風。その他、機材の故障により飛行機は遅延や欠航の可能性があります。
さて、2月9日、過去最大級の寒波が日本へ。羽田空港は朝から雪の可能性により『飛行機の欠航、遅延に注意を』と言う情報が前日SNSで流れてきました。
私は羽田から大阪に飛ぶ予定だったのですが、羽田から北だと遅延・欠航の可能性は高いですが、羽田は大丈夫だろうとのんきに構えていました。
そして翌日。朝起きると予想以上に雪は積もっていました。
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目次
雪や台風等の天候による飛行機の遅延、欠航。払戻し、振替、他の交通機関を利用する?
飛行機が欠航する基準
飛行機が雪で欠航になる理由は様々です。
雪が基準以上に積もる、風が強い、視界不良等。
国土交通省が雪の状況について以下の場合には離発着を行ってはいけないと定めています。
- 積雪1.3センチ以上で水あるいはslush
- 積雪5.1センチ以上のwet snow
- 積雪7.1センチ以上のdry snow(離陸時)
- 積雪15.3センチ以上のdry snow(着陸時)
冬はもともと風が強いですし、また積もっていなくても雪の視界不良で欠航する場合があります。
これらの場合、朝は欠航、一部のみ欠航、昼からOK等々、状況により便の欠航、遅延が決まります。
搭乗時に雪が降っていなくても積もった雪が機体の上で凍っていて、取り除く作業での遅延、場合により欠航することもあります。
最新の運行状況の確認
機材の故障による遅延や欠航は利用者にとっては当日や直前でないと分からない部分がありますが、雪や台風はある程度予想することができます。
天気予報を見て早めの対応が必要です。
雪の場合も出発空港だけでなく目的地の天候も知っておく必要があります。飛んだとしてもダイバード(他空港に着陸)する場合もあります。
各航空会社のホームページ、SNS、その他で運行情報を確認してください。
こちらはANAのホームページです。雪による運航の見通しです。
便ごとに遅延、欠航の情報が確認できます。自分が乗る便が欠航する場合はキャンセル、振替等の対応を行ってください。
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払戻し、振替OK
台風や雪等の不可抗力による遅延・欠航については振替、そして手数料が発生しない形での払戻しが可能です。
払戻しは翌日以降も可能。10日以内に手続きをしてください。(パッケージツアーは除く)
遅延や欠航が決まっていなくても前日からその可能性がある場合は払戻し、振替が可能になっているのでホームページ等で確認してください。
尚、振替の場合、当日の振替だと乗れない可能性もあります。
空席待ちも殺到するでしょうね。空席待ちになると、航空会社のステータスにより空席待ちの優先順位が決まってくるので、席が取れない可能性も出てくるので注意してください。
補償については帰りの便で1泊余分に泊った、と言う場合は補償されません。あくまで搭乗する便での払い戻し、振替となります。天候での遅延、欠航は航空会社の責任ではないですからね。
航空便遅延補償
飛行機は4時間以上遅延した場合に航空会社ではなくクレジットカード会社からの補償があります。
遅延した時間内で飲食した上限20,000円までが補償されます。好きなものを食べてください。領収書は忘れないようにしてくださいね。
航空便遅延補償はクレジットカードによって補償が異なります。海外のみ、国内もOK、利用付帯(カードで払った場合のみ適用)、自動付帯(払っていなくてもOK)等で変わってくるので予めカードの確認をしてください。
当日に私が取った対応。払戻して新幹線。
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株主優待券で前日の航空券を探す
さて、私のケース。
昼過ぎにSNSの情報で『関東は翌日朝から雪、羽田空港周辺でも積もる可能性、当日の便に遅延、欠航の可能性あり』と分かりました。
ANA便で羽田から伊丹に行く予定だったのですが、遅延・欠航の可能性があるのでANAのホームページには払い戻し、振替の案内も出ていました。
のりさん
と、のんきに構えていたのですが、どうしても行く必要があったので、先ずは当日の株主優待券の運賃を探しました。
ちょうど一席余っていたのでとりあえず予約しました。
株主優待運賃は当日予約可、2日前から当日の予約だと搭乗便の20分前が購入期限になります。運賃は普通運賃の半分でOK。
とりあえず、押さました。ひとまず安心。
前日のうちに飛んでおけば何も問題ありません。ただ、雪が降らない可能性もありますし、降っても定時運航する可能性もある。
決断が迫ってきました(笑)
結局、雪は降っても欠航にならないだろうと判断、当日の株主優待運賃はキャンセルすることにしました。
当日キャンセルし新幹線で移動
朝起きると予想以上に雪は降り車の上は積もっていました。
当日の運行状況を確認。自分が乗るANA便は遅延、欠航の発表はなかったですが、JALを見てみると午前中の数便で欠航ありました。時間が経つにつれANAも欠航の文字が増えてきました。
ここで注意点。
午後からの便だったのですが、欠航がなくても遅延の可能性あり。空港に行って何時間も待つのは辛いなぁと思い、払い戻し、新幹線で大阪に行くことにしました。
尚、新幹線は目立った混乱はなかったようですが、新幹線の場合も遅延、欠航する可能性はあるので注意してください。
久しぶりの新幹線でした。とりあえず大阪に着いてくれれば、そんな思いでした。
当日の東京の雪の状況。朝は降ってましたが、午後になり収まっていきました。
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まとめ
雪や台風により遅延、欠航の可能性がある場合にどの選択肢が一番良いか。
私のケースだと当日の天候は時間が経つにつれ回復し、搭乗予定便は約1時間遅れで出発しました。
当日空港に行っても1時間の遅れで済みました。朝の時点ではっきり分かっていれば空港に行ったでしょうが、もちろん分かりません。
その時に判断できる基準で動くことになります。
前日に飛んだ方が良い場合、他の交通機関に変更、予定をキャンセル、等々がありますが、大事なことは情報収集です。
先ずは運航状況を確認してください。場合により払い戻し、振替のキャンセルを行ってください。早め早めの行動が大事です。
あと、何かの時に株主優待は便利です。優待枠に空きがない場合は利用できませんが、1枚でも持っていると安心できますね。
空港で時間が余ったら空港ラウンジで。カードラウンジは保安検査前にある場合が多いので(羽田空港のパワーラウンジは除く)、便利です。
こんにちは。いつも拝見させて頂き、ありがとうございます。私は午後にOKAタッチして夜便でKULに飛ぶ予定ですが、那覇行が遅延出発して果たして戻って来れるか、不安のまま搭乗。幸い、帰京便も遅延していて間に合いましたが。こればっかりはしょうがないので、自己防衛ですね。
いつもありがとうございます。海外だとかなり不安がありますね。私の場合は他に選択肢があったので、まだ良かったですが。はい、天候はどうしようもないので、早め早めの行動、情報収集が必要ですね(^^)