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国内線のアップグレード方法についてまとめました。
ANAとJALの国内線アップグレード方法は異なっています。料金も違います。どっちがアップグレードしやすい?方法は?
先ず、ANAとJALの座席クラスを押さえておく必要があります。
- ANAは普通席、プレミアムクラスの2クラス。
- JALは普通席、クラスJ、ファーストクラスの3クラス。
ANAは2クラス、JALは3クラス。
クラスの数が違うのでそもそもアップグレードのしやすさが変わっています。当日空港でアップグレードも可能。機会があれば利用してみてください。
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目次
飛行機のアップグレード方法。国内線まとめ。ANAとJALで違いは?
ANA国内線アップグレードの概要
ANAは普通席とプレミアムクラスの2クラス。
ボーイング767‐300だとプレミアムクラス10席、普通席260席の計270席。赤丸がプレミアムクラスです。
アップグレードはプレミアムクラスのみです。
尚、プレミアムクラスへのアップグレードは「FLEX運賃」、「ビジネスきっぷ」、「株主優待割引運賃」等一部の運賃は普通席を予約していても空席がある限り、プレミアムクラスとの差額を支払うことでアップグレード可能です。アップグレードは特典航空券でもOK。
高い運賃は事前に変更可能です。
その他、バリュー運賃、スーパーバリュー等の早割運賃は当日アップグレードになります。
ANAプレミアムクラスって?重厚感あるシート。
機内で食事が出るクラスです。出発前、ANAラウンジも利用可能です。
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ANA国内線の当日アップグレード方法
2018年4月からアップグレード方法が変更になりました。
空席がある場合に当日空港でのみアップグレード可能だったのが、搭乗2日前から利用可能になりました。
加えて、料金は一律9,000円から「路線により変わる」に変更に。主要路線は上がっているので基本的には改悪と言える内容でした。
値上げした主な路線は以下の通り。
- 羽田札幌14,000円(当日15,000円)
- 羽田福岡14,000円(当日15,000円)
- 羽田那覇14,000円(当日15,000円)
- 大阪札幌14,000円(当日15,000円)
- 羽田広島11,000円(当日10,000円)
- 羽田鹿児島11,000円(当日10,000円)
- 名古屋那覇11,000円(当日10,000円)
値下げした主な路線は以下の通り。
- 羽田函館7,000円(当日8,000円)
- 羽田岡山7,000円(当日8,000円)
- 羽田高松7,000円(当日8,000円)
- 大阪福岡7,000円(当日8,000円)
- 札幌広島7,000円(当日8,000円)
- 羽田小松5,000円(当日6,000円)
- 大阪鹿児島5,000円(当日6,000円)
こうして見ると大分高くなっています。使いづらくなりました。1時間以内の短いフライトだとあっという間に空港に到着するので使うのはもったいないですし。
料金が上がっている路線は以前に比べてアップグレードしやすくなっています。とは言え、数千円違うと利用しづらいですね、、
尚、アップグレードポイントを使ってアップグレードも可能です。アップグレードポイントはANAプレミアムメンバーがANA運行便を利用した際にもらえるポイント。
路線を問わず一律4ポイントとなっているので使いやすいです。
JAL国内線アップグレードの概要
JAL国内線は3クラス制。
ボーイング767-300ERだとファーストクラス5席、クラスJ42席、普通席205席の計252席。
クラスJ、ファーストクラスへのアップグレードがあります。
JALもANAと同様、普通運賃、ビジネスきっぷ、株主割引等一部の運賃は事前に差額を支払うことで事前にアップグレード可能です。高い運賃は事前に変更OK。
尚、上記以外で事前に変更したい場合は払い戻しをして再度購入も可能ですが、所定の取消・変更手数料が発生します。
事前にアップグレードできない先得、特便、特典航空券等は当日空港で空席がある場合にアップグレード可能です。
ファーストクラスはこんなシートです。
食事、シャンパン等のアルコールあり。空港ラウンジはJALサクララウンジの上のダイヤモンド・プレミアラウンジが利用できます。
クラスJは普通席に比べ18センチほど足元にゆとりがあります。マイルも10%多く積算されるクラスです。かなり快適ですよ。
JAL当日アップグレード
当日、空港で募集していることがあります。カウンター、自動チェックイン機でもアップグレード可能です。カウンターで聞いてみるのも良いですね!
料金は一律。クラスJが1,000円、ファーストクラスが8,000円。
ただし、ファーストクラスは4路線での運航なので設定路線が多いANAに比べて利用しづらいです。
ファーストクラス設定路線は以下の4路線。
- 羽田那覇
- 羽田福岡
- 羽田新千歳
- 羽田伊丹
クラスJの設定路線は多いと言うかほぼすべての路線で利用できるので、アップグレードしやすいです。クラスJの料金は1,000円。当日、空席あれば試してみるのも良いですね!
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ANAとJALのアップグレードの違い
ANAとJALの違いをみてみましょう。
先ずはクラスの数。この辺は戦略の違いですね。JALはファーストクラス設定路線は4路線と少ないですがANAは地方路線にもあり。
アップグレード可能になる日が異なります。ANAは2日前から可能。当日に比べ1,000円安い設定なのでアップグレードを希望する場合は2日前に確認してみてください。
料金も違います。一律設定のJALの方が優しいです。長距離路線ほど料金の差が大きくなります。
JALのファーストクラスの設定がある4路線でANAと比較してみました。
路線 | ANA当日 | ANA2日前から | JAL | 差 |
羽田那覇 | 15,000 | 14,000 | 8,000 | 7,000 |
羽田福岡 | 15,000 | 14,000 | 8,000 | 7,000 |
羽田新千歳 | 15,000 | 14,000 | 8,000 | 7,000 |
羽田伊丹 | 11,000 | 10,000 | 8,000 | 3,000 |
2018年4月にANAの料金が変更になった関係でだいぶ違います。当日アップグレードの場合最大で7,000円。
これだけ見るとJALファーストクラスを選択したいですが、運航路線は少なく設定機材も少ないので利用できる機会が少ないのがデメリットです。
JALもANAに追随して当日アップグレードの料金を値上げ!何てことにならなければ良いのですが。
と言うのも、JALは2019年3月31日搭乗分からの購入・取消規定を変更、ANAに合わせてきました。
ただ、JALのファーストクラスは4路線しかなく、1,000円上乗せで利用できるクラスJに力を入れ、ANAとはスタンスが違うのすぐには変更にならなさそうですが。ちょっと心配。
さいごに以下。上級会員のアップグレード。ANAは特典あり。
尚、ANAもJALも当日空きがない場合での空席待ちも可能。空席待ちは種別がいくつかに分かれ上級会員が優先される仕組みです。
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まとめ
ANAとJALの国内線アップグレード方法についてまとめました。
ANAプレミアムクラスは設定路線が多く利用しやすいですが、料金も上がったので追加料金を払ってのアップグレードは考えてしまいますね。
一方、料金一律とANAに比べて優しいJALですが、JALファーストクラスはそもそも設定路線が少ないので利用しづらい。羽田那覇の長距離線で使えればベストですが、競争が激しく空席待ちをしても落ちてこないことが多いです。
尚、JALには1,000円で利用できるクラスJがあります。値段もお手頃。機会あればぜひ体験してみてください。
さて、ANAとJALの国内線ですがその他違いが多いです。改めて見ると面白いですよ。どっちが利用しやすい?便利?は利用する空港によっても変わってくるでしょうね。
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