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国内線、国際線ともに優先搭乗のサービスがあります。
飛行機に乗る直前、こんな光景みたことないですか?
列をなし搭乗開始を待っている状態です。国内線の場合、羽田から伊丹、福岡、札幌と言った主要都市への路線で多いです。何のために優先搭乗するのでしょう?バスのように『どこに座っても良いですよ』ではなく予め席は指定されています。
指定されているのに優先搭乗?意味はある?
私自身、2年前にANAスーパーフライヤーズカードを取得し優先搭乗を利用できるようになったのですが、私自身優先搭乗する時、優先搭乗しない時の2つのパターンがある、と改めて思ったので優先搭乗のメリット・デメリットについてまとめてみました。
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目次
飛行機の優先搭乗 メリット・デメリット
飛行機に乗る順番 ANA国内線の場合
飛行機に乗る順番が定めれています。以下はANAの例ですが基本的にはどの航空会社も同じです。
先ずは事前改札サービスがあります。車椅子の人、2歳以下の子供と一緒の人、妊娠中の人が事前に搭乗できます。その後に、優先搭乗サービスが開始されます。
優先搭乗は以下の人が対象。
- ANAダイヤモンド、プラチナ、スーパーフライヤーズ会員
- スターアライアンスゴールド
- プレミアムクラス利用の人
ANAステータスを持っている人、ANAが加盟するスターアライアンスでのステータスを持っている人が対象。
路線によってダイヤモンドメンバーから始まりその次にプラチナその他に続く場合があります。
私もスーパーフライヤーズ会員になってからは何度も優先搭乗を利用してきましたが、あれ、これ利用する必要ある?必要な時とそうでない時があるなと改めて思ったので詳しくまとめました。
優先搭乗を利用するメリット
先ずは優先搭乗して得られるメリットについて。優先搭乗は基本1人か2人(同行者での利用の場合)の人が多いので1人、2人でのケースについて考えています。
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シートの近くで収納できる
これは一番大きいです。荷物を機内持ち込みにする場合、棚の中に収納しますが優先搭乗すると席の上の好きなところに収納することが可能です。飛行機が着陸してスムーズに荷物を取って飛行機を降りることが可能です。
週末だとお土産を抱えた人も多く収納棚がいっぱいになるケースや遅く搭乗するとシートの上の棚に空きスペースがないことも考えられます。
空きスペースがない場合、CAさんが前後の棚で空きを見つけて収納して貰えますが、着陸後のスムーズな移動が難しくなります。
逆に言えば収納する荷物が無い場合は並んでまで搭乗する必要性は少なくなります。
窓側にスムーズに座れる
窓側を希望する人は多いでしょう。窓からぼーっと眺める景色は最高です。
ただ、遅くに行くと通路側に座っている人に声掛けする必要が出てくる場合があります。
例えばボーイング777の大型機だと配列が3-4-3になっています。この機材で窓側を指定している場合で通路側、中央で既に座っている人が既に座っている場合、2人に声をかける必要が出てきます。
これ嫌な人多いのではないでしょうか?私もあまり好きではないのでこの場合は早めに搭乗するようにしています。
逆に言えば通路側だと優先搭乗する意味は薄れてきますね。
ただ、通路側に座っていても窓側の人が来るので寝たい場合も寝れないので遅く乗った方が良い場合もあります。
メリットまとめ
メリットは収納、そして窓際に早く座れると言うことになります。
収納が無い、そして通路側である、そんな場合は優先搭乗する意味は薄れてきますね。
優先搭乗のデメリット
列に並ぶ
特に羽田伊丹だと長蛇の列になり優先搭乗で100人以上は並んでいる状態です。収納棚も取り合い状態です。早く並ぶほど上記のメリットがある訳ですがその分並ぶ必要が出てきます。近くに座ってコーヒーでも飲みながらゆっくりすることができなくなります。
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遅延時、まだ並ぶ?
飛行機は時間通りに出発しないことも多いです。天候や使用する機材の到着遅れのため遅れることが多々あります。
搭乗開始が5分、10分遅れることはざらにあります。優先搭乗で並んでいる時は結構しんどいですね。椅子に座ろうかな、このまま並んでいようかな、葛藤の時間になります。羽田伊丹等のビジネス路線だと遅れが発生しても皆さんそのまま並んでいることが多いです。
座っている場合はそんな葛藤はなくスマホでもいじりながらゆっくり過ごすことが可能です。
プレミアムクラス、最前列に乗る場合
プレミアムクラスは前方に設置されている普通席の一つ上の座席です。
重厚感あるシート、そして食事も付いてきます。シートはこんな感じ。
プレミアムクラスの位置を確認しましょう。前方にあります。
前方に座っているとプレミアムクラスってどんなシートかな?とジロジロ見ていく人も多いです。視線が気になる人も多いのではないでしょうか。
プレミアムクラスは収納も十分確保されてますし、足元にゆとりがあるので窓際を指定していても声掛けすることなく席に座ることが可能。と言うことでプレミアムクラスの場合は優先搭乗の意味が薄れてきます。早めにサービスを受けることができるのは良い点ですが。
また前方に座っていて、疲れたから座ってすぐに寝たい、という場合でも口を開けて寝れない場合があり見られるのが嫌、という人も多いのではないでしょうか。
まとめ
私が優先搭乗を利用する場合は、
収納する荷物がある、窓際に座っている、そんなケースです。収納する荷物があっても空いていそうだなと言うときはゆっくりすることも多いです。
あとは優先搭乗でステータスを使いたい!という人も多いのではないでしょうか。折角持ったステータス、使いたくなります。ただ同じステータスを使うならギリギリまでラウンジでゆっくりする方も一つかなと。
機材遅れによる搭乗時間の遅れはラウンジでアナウンスしてくれますし、優先搭乗の必要のないときはラウンジでゆっくりするようにしています。
優先搭乗自体は有難いサービスです。上手く使って、必要のない時はラウンジでコーヒーでも飲む、そんな感じでしょうか。
ANAの場合はスーパーフライヤーズ会員(SFC)になることで優先搭乗その他の特典が利用可能。
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