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利用者は普段使っている以外のサービスも体験したい。浮気してみたい。
会社は他社の顧客を奪いたい。うちを試して欲しい。
この2つの願いを叶えるのがステータスマッチです。多くの航空会社やホテルで実施されています。さて、デルタ航空はスカイチーム。スターアライアンス、ワンワールドの上級会員からステータスマッチが可能です。ANAだとブロンズ、JALだとクリスタル以上。
追記。2024年4月?より過去3年間に一度のデルタ搭乗が必要になったようです。厳しい…
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目次
デルタ航空のステータスはシルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンドの4つ
デルタ航空は以下の4つステータスがあります。シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド。ゴールド会員以上で空港ラウンジの利用が可能です。
だったのですが、2024年1月以降は、ゴールドステータスを持っていてもベーシックエコノミー(一番安い運賃)だとデルタラウンジに入れない規約となりました。ステータス+エコノミーでもラウンジ利用できたのが今後はメインエコノミー以上となります。理由は混雑解消。会員にはデルタラウンジ利用券を販売するみたいです。うーん、これは買いませんね、、、
デルタ以外のスカイチームのラウンジは通常通り利用できます。自社ステータス会員の自社ラウンジ利用は一定数閉めました。他社ステータス会員(スカイチームエリート)の自社ラウンジ(デルタ)利用はOK。この辺はスカイチームの規約(他社会員も閉めたらアライアンスの意味なしなので)に準じた形です。
ゴールドメダリオンの特典
シルバーメダリオンの特典は優先チェックイン、優先搭乗くらいですが(米国内はアップグレードもあり)、ゴールドメダリオンになると強いです。
- 優先チェックイン
- 優先搭乗
- 優先手荷物扱い
- スカイチームのラウンジ利用(ロンドンヒースロー空港、イスタンブール、シドニー、香港に専用のラウンジを利用できるほかスカイチームメンバーのラウンジが利用可能に)
- コンフォートプラスへのアップグレード
優先チェックインは特に繁忙期は嬉しいサービス。混みますし、時間が読みやすくなります。(シルバーメダリオンも利用できます)
スカイチームのスカイプライオリティ。出国までスムーズです。
桃園空港のチャイナエアラインのラウンジ。国際線は時間が余ることも多いですが、そんな時にラウンジに入ってするのは快適です。
食事も美味しかったです。広い仮眠室もありました。
加えて、ファーストクラス(米国内線)への無料アップグレード、デルタコンフォートプラスへのアップグレードがあります。
https://ja.delta.com/content/www/en_US/skymiles/medallion-program/medallion-upgrades.html
私も体験しました。足元に余裕あり快適でした。食事も出ました。米国内で移動する際に最も威力を発揮するステータスです。
デルタ航空へのステータスマッチ 特典、メリット、申請方法。ANAブロンズ、プラチナ、JALクリスタル、サファイアから申し込み可能
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ステータスマッチって?
A社の上級会員でB社のサービスも体験したい場合にB社に対してステータスマッチを申し込むことができます。
のりさん
担当の方
デルタ航空の場合は90日間ステータスを体験できます。その間にデルタ航空(スカイチーム)で規定の搭乗に達すればステータスは延長する仕組みです。簡単に言うとステータスのお試し期間です。
条件
デルタ航空へステータスマッチを行う際、以下の条件があります。
- 過去3年間にステータスマッチを行っていないこと。無償のメダリオン・ステータスを得ていないこと。
- 過去3年間に一度デルタ航空の搭乗(006から始まるベーシックエコノミー以上)が必要。
- 対象となる航空会社のステータスを持っていること。(無償で得たステータスは対象外)
- 上記ステータスが分かるステータスを提出すること。
③については無償で得たステータスはダメと記載があります。ステータスマッチで得た(乗っていない)ステータスではだめと言うことでしょう。
以下の航空会社のステータスがあれば申請可能です。
- エアカナダ
- アラスカ航空
- ANA、JAL
- アメリカン航空
- アシアナ航空
- ブリティッシュエアウェイズ
- コパ航空
- ジェットブルー
- ルフトハンザ航空
- ユナイテッド航空
3ヵ月メダリオン資格が与えられる
ステータスマッチに成功すると3か月間デルタ航空のステータスを体験できます。その3か月の間に決められた搭乗をこなすとステータスの期間が延長されます。申請できる主な航空会社のステータスは以下の通り。*ANA SFC、JAL JGCは申請できません。
航空会社 | シルバー | ゴールド | プラチナ |
ANA | ブロンズ | プラチナ | ダイヤモンド |
JAL | クリスタル | サファイア | JGP、ダイヤモンド |
BA | ブロンズ | シルバー | ゴールド |
UA | シルバー | ゴールド | プラチナ以上 |
デルタゴールド会員で空港ラウンジが利用できます。プラチナになるとアップグレードできる時間等が優遇されます。尚、チャレンジが成功すると3年間は新たにステータスマッチをすることができません。従って、チャレンジはベストなタイミングで行いたいですね!
*ステータスマッチは必ず成功するものではないので注意してください。
実際に申請してみました
以前、ANAプラチナからのデルタ航空へステータスマッチを申請しました。
https://ja.delta.com/us/ja/skymiles/medallion-program/status-match-challenge
デルタへのステータスマッチはこちらから申請可能です。
ページの一番下のお客様情報の送信から必要事項を記入します。
記載事項はこんな感じです。氏名等入力して必要書類を添付します。結果は最大2週間必要とのこと。搭乗予定がある場合は早めに申請しましょう。
結果は成功。デルタゴールドメダリオンになり結果スカイチームのエリートプラスになりました。 6月8日に申込んでメールで結果が判明したのが21日、審査期間は約2週間。ステータスは3か月有効です。
私のケースは6年前なので古いですね(笑)最近成功しているケース(2024年1月現在)だと2日ほどで成功の結果が届いているようです。
ステータスマッチ後の使い方は?スカイチームに搭乗予定がある。新設された羽田のデルタラウンジを体験したい。
チャレンジに成功し90日間の間に所定のポイント、搭乗を重ねるとステータスは維持できます。
- 2023年7月1日以降にチャレンジ成功した場合は2025年1月31日まで。
3ヵ月内の条件クリアはデルタ航空に乗らないと厳しく米国内での滞在、あるいは長期出張者向けのチャレンジです。
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スカイチームに搭乗する予定がある
デルタ航空はスカイチームに加盟しています。
デルタ航空に乗らなくてもスカイチーム搭乗時にラウンジ利用、優先チェックイン等の特典を受けることが可能です。
デルタ航空は以下の19社からなるスカイチームに所属しています。
デルタ航空、アエロメヒコ航空、エールフランス、大韓航空、チェコ航空、KLMオランダ航空、エア・ヨーロッパ、ケニア航空、タロム航空、ベトナム航空、チャイナエアライン、中国東方航空、厦門航空、アルゼンチン航空、サウディア、ミドル・イースト航空、ガルーダ・インドネシア航空、ITAエアウェイズ
スカイチームを利用する予定がある場合に前もってチャレンジしてゴールドメダリオンを獲得するのが価値が高く、例えば2022年7月、羽田空港にデルタラウンジが新設されたので羽田発スカイチームを使う場合はおすすめです。
さらに他社へのステータスマッチは微妙
デルタ・ゴールドメダリオンの使い方としてユナイテッド航空へステータスマッチを行い、マリオット会員のゴールド会員になることがありましたが、デルタからユナイテッドはキャンペーンで得たステータスは対象外になったようであり、期待しない方が良さそうです。
尚、JALサファイアの場合はユナイテッド航空にステータスマッチをすることも可能です。ただ、一度やると5年は申請できないので一番良いときで考えたいですね。
まとめ
デルタ航空へのステータスマッチ。3ヵ月の限られた期間になりますが、ANAプラチナ、JALサファイア以上でデルタ航空のゴールドメダリオンを体験することが可能なのでタイミングを見て申請してみてください。
デルタステータスの主な用途としては以下。
- デルタ航空に搭乗する。
- アメリカでデルタ航空を使う。(アップグレード狙い)
- スカイチームに搭乗予定。
2024年1月からゴールド会員でもベーシックエコノミーのデルタラウンジ利用不可は痛いですが、他スカイチームに搭乗する際の大きなメリットは変わらず。スカイチーム搭乗時に空港ラウンジの利用、優先チェックイン、手荷物優先等の特典を受けることができます。スムーズな旅が可能になるので楽になりますね。尚、申請するとその後3年間は申請できなくなるのでベストなタイミングで利用してください。
ステーマッチしなくてもデルタ・アメックスゴールドを保有することでゴールドメダリオン会員になることが可能です。ただし無条件で得られたステータスは利用条件で付与されるようになりました。1年間は体験できますが、その後の維持は決済で維持する感じです。
ANAプラチナ、JALサファイアになった人で2024年にスカイチームに搭乗予定がある人はおすすめです。
JALのサファイアでチャレンジしようとしましたが、公式HPでステータスマッチ先がゴールドに修正されていました・・・。
残念です。
コメントありがとうございます。変更になってますねー うーん、残念です。ご連絡ありがとうございました。訂正しておきます。
2024年5月にJALダイアモンドにて申請しましたが、過去3年間デルタの搭乗実績が無いことを理由に断られてしまいました。
コメントありがとうございます。
えー、そうですか、、、運用変わったのかもしれませんね、、、
米国以外の参加者は過去3年以内にデルタ航空を少なくとも1回利用していることが求められているとのことでした。対象フライトはチケット番号が006から始まるベーシックエコノミー以上と具体的な条件が送られてきました。残念ですがデルタ航空に乗る機会はありませんので、あきらめました。
なるほど、3年以内ですか、、、これは多くの人は厳しくなりますね、、、
参考になりました。ありがとうございます。