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クレジットカードの不正利用に遭いました。
自分が被害に遭うなんて。12月に入り世間をにぎわせたPayPayで利用されたのが直接の原因。PayPayはスマホ専用のQRコード決済を目的としたアプリです。
PayPayが新規参入でチェックも甘かった、加えてキャンペーン中だったこともあり、高額商品もほぼ無チェックでビックカメラ等の大型店で決済されました。
私個人のクレジットカードの情報が洩れていたことに加えて、PayPay祭りが重なり今回の被害に遭いました。日本全国で多数の被害報告があります。
さて、近年個人情報の流出が数多く起きており、PayPay云々ではなく不正利用については個人がますます注意する必要が出てきたと言えます。
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目次
PayPayでクレジットカードの不正利用。個人情報漏れはどうして起こる?対策は?
PayPayって?
株式会社PayPayはソフトバンクとヤフーの共同出資により設立されました。キャッシュレス決済の普及、スマホ決済の普及を目的としています。
PayPayはQR型コード決済でバーコードをかざすと決済が完了。非常にシンプルです。ファミリーマート、ビックカメラ等で利用可能です。
イメージとしてはこんな感じ。
スマホ決済のPayPayですが、プロモーションとして決済額の20%還元を打ち出し(還元額が100億円になったら終了)、一気に普及が広がりました。
そんな中でのクレジットカード不正利用です。スマホ決済とクレジットカード?PayPayへは入金用としてクレジットカード登録が必要なのですが、2018年12月現在だとVisaとマスターカードが登録可能。
このカードが狙われた訳ですね。PayPayを決済していない人も被害に遭っています。ぜひ一度確認をおすすめします。
12月14日請求が上がる
12月14日、ビックカメラで40万円を超える不正利用を発見しました。周囲で同様の被害に遭った人がいたので、私も確認してみよう、と軽いノリでログインすると不正利用されていました。
paypayで不正利用されました。その額40万(-_-;)昨日チェックした時、請求に上がってなかったのになぁ。ANA visaカード停止、ANAのお客様番号も変わる様です。楽しい週末になるはずが涙 皆さん、チェックしてくださいね!! pic.twitter.com/hT49XohTcp
— のりさん (@ana_mile2016) 2018年12月14日
実は前日の12月13日にも確認していたのですが、その時は請求には上がってなかったので私には関係ないだろうと思っていました。カード会社で請求が上がるまでタイムラグがあったと言うことですね。
これはショック。不正が認められられなかったらどうしよう!と思いましたが、被害にあってしまったらやることは限られています。すぐに三井住友VISAカードに電話しました。
12月14日三井住友VISAに連絡
発見したのが19時を回っており営業時間は過ぎていたので24時間対応の盗難デスクに連絡、事情を説明しました。
のりさん
担当の方
のりさん
とりあえずこれで安心。カード停止しないと他でまた利用される恐れがあります。
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12月15日三井住友VISAに連絡
翌日、不正利用に遭ったことを説明するため再度三井住友VISAカードに連絡。昨日、カードの不正利用、カードを停止した経緯を説明しました。
担当の方
とりあえずこれで一安心。あとは不正と認定されるかどうかです。
12月19日不正利用との認定
1か月かかるとのことでしたが4日で連絡がありました。思ってたより早かったです。以下の通り12月10日に上がっていた請求がなくなっています。
私と同じようにPayPayの被害に遭っている人も前後の日で連絡があったようです。PayPay被害はテレビで取り上げる等社会的な問題となっていましたし、今後も継続すると思われるキャンペーン、ソフトバンクの上場と重なり、イメージダウンを懸念、早期に決着を図った感じがします。
その後、ソフトバンクは一月の利用額を5万円までとする不正利用対策を発表しました。
12月21日新しいカードが届く
三井住友visaのANAカードが届きました。
メインカードで使っていたので安心。引き落としに使っていた口座等の変更手続きをしました。
余談ですが、使っていたANAカードは停止時点でお客様番号が変わりました。結果、年末の飛行機の予定が見えなくなり焦ったのですが、他のANAカードを持っていればメインカードに変更することで対応が可能でした。
マイラーの私はANAマイルを貯めるためソラチカカードを持っていたので、こちらをメインカードに変えることで対応しました。
経緯まとめ
今回の経緯は以下の通り。発見してカードが届くまで1週間でした。
- 12月11日、ビックカメラで請求が上がる。
- 12月14日、発見、三井住友Visaに連絡。カード停止、再発行。
- 12月14日、三井住友Visaに連絡。
- 12月19日、不正利用と認定。
- 12月21日、新しいカードが到着。
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三井住友カードの補償の対象
今回補償された三井住友カードの規約を確認してみます。
特別なケースを除き、紛失・盗難の届け出日の60日前から弊社がその損害を補償します。
補償となるケースは第三者によって不正利用されたと認められた場合です。尚、紛失・盗難は警察署に届け出が必要です。
補償とならないケースは以下。
故意・または重大な過失がある場合、61日以前にカード会社が受領した損害、暗証番号を入力する行為を伴う取引等
今回のPayPayでは第三者による不正が認められました。私の場合はビックカメラで使われたと言うことでなので、三井住友カードからビックカメラに確認したと言うことです。尚、紛失盗難の場合は警察に届け出が必要です。
尚、60日前の補償となっているのでカードの被害を早めに知る、そして早めにカード会社に連絡することが必要になってきます。
どこから情報が漏れた?
今回のPayPay不正被害はブリティッシュエアウェイズでの大規模な顧客情報の流出と言われています。2018年9月11日に38万件の顧客情報の流出。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35210560R10C18A9TJ1000/
ただ、今回の被害は全国的ですし、ブリティッシュエアウェイズはマイラーの中では有名ですが、マイラー以外で知っていていても利用している人は少ないのではと思われます。
従い、大規模なPayPayキャンペーンをチャンスとみた組織が漏れていたクレジットカードの情報を利用し不正に利用したのではと考えらます。
対策は?
今後ますます進むキャッシュレス決済でどう対策するか。
先ずはこちら。1週間に一度はチェックするのが良いでしょう。
ほんとこれに付きます。一にも二にもチェックです。
そして利用場所。
海外利用時にカード情報をスキミングされ不正利用に遭った!と言う人が多いです。プリペイドカードを利用するとか、利用しても小さな店舗では使わないとか。プリペイドカード利用は効果ありそうです。
利用していないカードはありませんか?過去に情報を盗まれているカードがあるかもしれません。一度カードの整理をしてみてはいかがでしょう。
どのカードを利用しているか分からない場合は信用情報のチェックをぜひ!
スマホから開示もできるので便利です。
それからこちらも大事。
今回のPayPay騒動、ブリティッシュエアウェイズやマリオットの様な大規模な顧客情報の流出報道をチェックしましょう。たまに「クレジットカード 情報 流出」なんかで検索してみるのも良いですね。
マネーフォワードは銀行口座やクレジットカードと連携しているアプリです。請求があがればアプリで確認できるので便利です。今回のPayPay被害もマネーフォワードで請求が上がって知った人も多いようです。
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まとめ
クレジットカードの不正利用。
今回は大型キャンペーンと重なったPayPayが狙われた訳ですが、今後も同じことが起こる可能性はあります。大手航空会社、ホテルチェーンで相次ぐ個人情報漏れ。一体何を信用すれば良いのでしょう。
対策としてはこまめなチェック、不要なクレジットカードの解約、狙われやすい海外での利用を避ける等、個人個人が気を付ける以外にありません。
カードを全く使わなければこうした被害に遭うこともないですが、今後はキャッシュレス化に伴い、カードしか使えない場所も増えてきそうです。
さて、今回のPayPayでは多くの人が同様の被害に遭っています。確認してないわ、と言う場合はぜひ利用歴をチェックしてください!PayPayを使ってなくても被害に遭った人は多いです。
先ずはメインで使っているカードをチェックしてみてください。JALカードやANAカード、アメックスをメインにしている人は多いですよね。
次にメインカード以外も確認してみてください。知らないうちに使われていた、何てことが起こってる可能性もあります。
大変でしたね…旅にはクレジットカードは無くてはならないと思っていた私なので、ゾッとしました。
私のメインはANAアメックスなのですが、使うとメールがきます。いつもは煩わしいメールがありがたく思えました。
貴重な投稿ありがとうございました。
はい、びっくりしました。今回の不正利用では私の周りでも被害にあった人が多かったです。すぐに見つかって対処できたのが良かったですね。いつどこで情報が流出するか分からないので今後も気を付けたいと思います。