スポンサーリンク
ビジネスクラスが9000マイル。色んな使い方ができそうです。
ビジネスクラスの楽しみはシートを含めた機内サービス、そしてラウンジです。出発前のひと時をワインを飲みながら食事を堪能する、或いは広々とした空間でコーヒーを飲みながらゆっくり過ごし、そしてゲートに向かう。
搭乗前から機内での一連の過程にビジネスクラスの楽しみがあります。
そんなビジネスクラスは必要マイル数が多く敷居が高く感じますが、片道9,000マイルとなればどうでしょう、超発券しやすいですよね。
結論を言うとブリティッシュ・エアウェイズのAvios(マイル)を利用します。片道9,000マイルでキャセイパシフィックのビジネスクラスを体験できます。
今回、ANAと合わせた形での発券を考えました。
スポンサーリンク
目次
ビジネスクラスを9000マイルで発券、キャセイパシフィック航空の香港・台北がお得
概要
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のavios(マイル)を使っての発券です。
BAはワンワールドに加盟していてJAL・キャセイパシフィックその他ワンワールド加盟航空会社の特典航空券を発券できます。
その中でBAのマイレージは距離に応じて必要マイル数が変わり、短距離だと他エアラインに比べ必要マイル数が少なくなります。
日本国内だとJAL特典航空券の発券がお得。当日発券可能、多くの国内路線で往復9,000マイル、家族以外に友人にでも発券できる点が人気の理由になっています。
BAマイルをどの路線で使うのが良い?
東京羽田だとエコノミーで1万マイル(ビジネスクラス2万)ですが、香港ー台北線で考えました。
フライトは2時間を切りますが、搭乗前はラウンジを楽しんだり、搭乗後もシャンパンに機内食を楽しむことができ、これが9,000マイルとなればどうでしょう。魅力ですよね?
とは言え、香港ー台北の片道だと旅程不足になるのでそこにANAのオープンジョーを使っての発券を組み合わせます。
キャセイのビジネスクラスとANAの合わせ技。全てマイルでの発券なので費用も抑えられ、且つビジネスクラスを堪能できる、魅力なプランだと思います。
スポンサーリンク
香港台北線
香港ー台北483マイル(777キロ)、飛行時間1時間40分の区間で発券します。
BAは片道発券可能なので香港⇒台北、台北⇒香港のどちらでも大丈夫です。
選択の基準はどちらのラウンジが良いかになりますが、キャセイの地元は香港。従って、旅程としては日本⇒香港⇒台北⇒日本が良いでしょう。
香港⇒台北の片道発券となると日本⇒香港、台北⇒日本の航空券が必要になってきますが、そこは片道発券可能なLCCも便利。双方LCCが多数乗り入れしていて選択肢は多いです。香港エクスプレスなんて毎週の様にセールをやってますからね(笑)
それぞれに発着している主なLCCは以下の通り。
- 香港発着のLCC・・香港エクスプレス、エアアジア、タイガーエア、春秋航空、バニラエア、ジェットスター
- 台湾発着のLCC・・スクート、エアアジア、バニラエア、ジェットスター
日程をうまく調整すれば香港・台北と2ヵ所に滞在し楽しめることになるので単純往復するより2度美味しいということになりますね。
Aviosを使って発券の手順
キャセイのホームページで正規運賃の確認。
香港⇒台北の片道で7,065香港ドルで94,500円。逆に台北⇒香港の片道は約9,200台湾ドルで33,000円になります。*1香港ドル=13.5円で計算。
尚、BAのマイレージである『エグゼクティブクラブ』への入会は無料ですし色々と使い勝手が良いので入るだけでもお勧めします。ブリティッシュエアウェイズで検索してみてください。
さて、予約画面に進んでみました。こんな感じで便が出ています。香港ー台北線は1時間に1本くらいの割合で便があるので、時間帯も融通が利きますし、特典は取りやすいです。
機材についてはボーイング777とエアバス330が主ですが、 機材名は同じでも仕様が違うタイプがあり、加えてキャセイは機材変更が多いので当日まで分からないことが多いです。
例えばエアバス330の33K、33Eと言う仕様ならこんな感じでビジネスは1-2-1の配列になっています。エコノミーが2-4-2の8シートなので、ビジネスの快適さがシートマップを見るだけで伝わりますね。
ヘリンボーンと言われるシートになります。このタイプだったら良いのですが、当日変更も多いのであまり期待しない方が良いかもしれません。
33Pと言う仕様だとビジネスは2-2-2になり、エコノミーの2-4-2に比べ2席ほど余裕があるだけになっています。とは言え、足元はゆとりがありますし、機内サービスは変わらないので快適なのは間違いないですが、どちらになるかは何とも。当日のお楽しみになるでしょうね。
必要なAviosについて
香港ー台北の片道に必要なマイル数はエコノミーだと4,500マイル、ビジネスだと9,000マイルになります。加えて、BAでキャセイ便を発券する場合、マイル&キャッシュで発券可能です。
ビジネスの場合のマイル&キャッシュはこんな感じです。オプションだと900Avios毎に1,800円で1aviosが2円となり全てAviosを使った方がお得です。
スポンサーリンク
Avios(マイル)をどう貯めるか?
AviosについてはSPGアメックスやアメックスと言ったポイントを移行するのが一般的。SPGだと20,000ごとに5,000ボーナスがあるので、SPG20,000ポイントで25,000になり交換率は1.25になります。
ポイント移行以外だと購入が一般的です。グルーポンのセールを使うと1aviosが1.2円ほど、その他購入でも1.5円で可能です。
仮に、1Aviosを1.5円で購入した場合、香港ー台北片道のマイル&キャッシュでの費用一覧は以下の通りになります。*Avios費用・・Avios×1.5で計算
Avios(マイル) | 諸税 | Avios費用 | 用計 |
9,000 | 4,410 | 13,500 | 17,910 |
8,100 | 6,210 | 12,150 | 18,360 |
7,200 | 8,010 | 10,800 | 18,810 |
6,500 | 9,210 | 9,750 | 18,960 |
5,600 | 11,110 | 8,400 | 19,510 |
5,000 | 13,010 | 7,500 | 20,510 |
マイルが多い方が安く仕上がりますが、手持ち数とか利用する人数によって選択すれば良いですね。全て2万円前後に収まるので、購入の場合でも2万円でキャセイのビジネスを利用できることになります。
また手持ちマイルに余裕があれば羽田ー香港の片道4時間のフライトでも良いですね。2万マイル必要。或いは4万マイルを使って羽田ー香港のファーストクラスも良いと思います。
ファーストクラスになれば香港空港でのラウンジもワンランクアップするので一日いても飽きずに十分楽しめると思います。こんな感じで発券しました。
ANAオープンジョーの発券
香港⇒台北での発券なので香港に行く便、台北から戻る便が必要になります。色々な組み合わせがありますがオープンジョーはいかがでしょう。単純往復ではなく帰りの便について空港を別にする発券方法です。
ANAマイルを使ってこんな感じで。エコノミーで17,000マイル。羽田⇒香港⇒台北⇒羽田と言う旅程です。
ANAで一つの旅程で行くことも可能ですが普段ANAで乗っているとワンワールド便で乗る機会も少ないと思うので、スタアラ+ワンワールドの組み合わせ、特に香港でのキャセイラウンジ体験することで2度楽しめます。
もちろん、ANAでなくでもJALでもOK。LCCの組み合わせでも良いですね。
まとめ
Aviosを使って香港や台北は魅力。単純往復の日本⇔香港、台北だとキャセイだけでなくJAL便も選択可能です。エコノミー10,000avios、ビジネスクラスが20,000avios。
必要マイル数が多くなりますが、こちらの方が重要は高いでしょう。週末だと取りにくいですね。
そこで香港から台湾へ。香港、台湾2度楽しむプランです。香港⇔台北は必要マイル数も少なくファーストクラスも18,000aviosで体験可能です。(便は少ないので取りづらいですが)
普段、ワンワールドに乗ってJGCを持っているとエコノミーでもキャセイラウンジを利用できますが、スターアライアンス系だとキャセイ・ラウンジは利用する機会は少ないのではないでしょうか。そんな方におすすめです。
香港空港でキャセイ・ラウンジの名物担々麺はいかがでしょう。
キャセイはラウンジが数か所あるのでラウンジ巡りも良いでしょう。
空港では時間を取ってゆっくりしたいですね。香港のキャセイ・ラウンジは素晴らしいので機会があればぜひ。
はじめまして、先日来、次のaviosセールを逃さないようにと、立ち寄らせていただいています! 楽しく読ませていただいています。
BA-aviosにおける短距離ビジネスの使い勝手の良さは本当にすばらしいですよね。今度、プサンに住む友人に東京便のCチケットをプレゼントするつもりでいます。乗ったことない人からはおそらく超絶感謝されると思うので・・・
taiyoさん、コメントありがとうございます。BAはほんと良いですよね、香港とか台湾の週末弾丸とかすごく良いと思います。ご友人にプレゼント!素敵ですね~ きっとすごく喜ぶと思いますよ^^
いい記事ですね!参考になります!これからブリティッシュエアウェイズのマイルを貯め始めようと思いましたから、ちょうどよかった^_^
ありがとうございます!BAは使い勝手良いですね~ お得だと思います^^
はじめまして。
ブログをいつも参考にさせていただいております。
BAのaviosを使っての国内線は良く利用しています。
今回、それを応用して東京-アメリカを取ろうとしているのですが
BAではその航空券が出てきません。
試しに、この記事にあるHKG-TPEを検索しても「お選びになった日付では空席がございません。」となります。1年後に取れる限界の日程にしてみてもそうです。
もう一つ試しに欧州内、ヘルシンキまでの航空券を検索すると、ヒースロー経由が出てきてHELまでの直行便(ワンワールド・フィンエアーの直行便)は出てきません。なのでaviosは非常に高額になります。
BAの提携特典航空券の検索は別の方法の検索があるのでしょうか…。
ご教授頂ければ幸いです。
先程コメントさせていただいたみきです。
様々な検索を試してみたところ、時期によって東京-台北の航空券は出てきました。
なので、検索して出てこないのは純粋に席がないとのことなのですね。
アメリカのアラスカ州(アンカレッジorフェアバンクス)への往復を探していたのですが、両方ともBAの就航都市にはあるのにヒットしないのは、単純に特典枠が満席だからないのだと解釈いたしました。
コメントありがとうございます。はい、仰る通り特典枠が満席からだと思います。あと最近BAで取れる枠自体減っている印象があります。航空会社問わずですね。この辺も影響しているかなと思います。