ANA株主優待券の使い方、メリットまとめ。2024年11月期限の新券が到着！

株主優待券は超便利。

優待を使った株主優待運賃は、普通運賃の50%の値段で利用できます。当日も購入・変更可能、出発前なら取消料は発生しません。

必要がなくなった場合はオークションや金券ショップで売れば良し。（購入額との差額はマイナス）選択肢が増えますよ。

ANA株主の特典。100株以上保有で国内線搭乗優待とANAグループ割引冊子がもらえる。

ANA株主になり優待として貰えるものは2つあります。

100株以上（3月、9月）でもらえる国内線搭乗優待とANAグループ割引冊子。

国内線搭乗優待は保有株式に応じて変わります。優待冊子は1冊のみ。

国内線搭乗優待は普通運賃の50％で利用でき、優待冊子はANAグループで割引を受けられるクーポンが付帯されています。

ANA株主優待券のメリットデメリット、有効期限、変更、取消について

ANAが発行する搭乗優待券の詳細は以下の通り。

株主優待割引は混雑状況に応じ座席数が変動します。特に人気路線は取れない場合もあるのでその点はデメリットです。

メリットは以下の通り。

航空券は直前だと高いですよね。普通運賃の半分で利用できるので急な用事の場合は超便利です。

株主優待運賃に空きがあれば当日もOK、無料で変更も可。

株主優待の有効期間

ANA株主優待券は決算、中間決算の株主優待として年2回発行されます。

有効期間は以下の通り。

株主優待運賃は予約後も変更が可能です。

登録用パスワードは控えておくか優待券を捨てないで持っておいてください。変更する場合は有効期間内であれば再度同じ番号を使用することになります。尚、航空券の有効期間は1年です。

【終了】コロナ特別対応で有効期限が延長

尚、新型コロナでの特別対応として以下の通り延長になっていました。

https://www.anahd.co.jp/group/pr/202004-2/notification.html

支払期限

支払期限は予約日を含め3日以内です。

尚、株主優待番号は搭乗手続きまでに入力すれば良いので、航空券購入後に株主優待券を仕入れてもOKです。この点は便利です。

予約の変更が可能

株主優待番号の有効期間内において予約便の変更が可能です。

ただし、航空券の名義、区間、他社への変更は不可です。

尚、以下区間については空港の相互利用が可能で変更できます。＊所定の旅客施設使用料が発生する場合あり。

予約便を変更しオープンの航空券に変更が可能。航空券の有効期限は1年。プレミアム株主優待割引運賃、プレミアム小児株主優待割引運賃に変更可。

航空券の払い戻し

株主優待運賃の払い戻しが可能です。

航空券の有効期間満了日の翌日から起算して30日以内なら可能。取消手数料は出発前なら発生しません。

出発後なら約20％相当額が発生。尚、払い戻し手数料440円は必要になります。

マイル積算

マイル積算は75％です。

ANAバリューと同じ運賃種別になります。プレミアムポイントが400付くので修行用としても良いですね。

ちなみにANAスーパーバリューは運賃種別7で同じ75％加算ですが400搭乗ポイントはつきません。

羽田那覇線のマイル加算は以下の通り。

株主優待券の使い方

先ずは株主優待運賃を購入します。

その後、株主優待券に記載されている『株主優待番号』と『登録用パスワード』を登録します。

番号とパスワードは以下の様に優待券に記載されています。パスワードはコインで軽くこすって確認してください。

搭乗手続き前までに番号とパスワードを記入し登録します。

変更する際は再度番号を使用することになるので、搭乗が終わるまでは株主優待券を大切に保管（番号を控える）してください。

便利な使い方

一週間後の羽田から福岡を例にとってみます。

直前だと高いですね～ ANAバリューが27,090円。一方、株主優待運賃が20,240円。その差は6,850円。

株主優待を4,000円くらいで仕入れることができれば約3,000円得する計算になります。このように直前で使う場合に大きなメリットになります。

同じ路線で3か月後をみてみましょう。早割のスーパーバリューが9,590円。株主優待割引が20,240円でその差は10,650円。

この運賃で使うのはもったいないですね。

先の運賃を購入する場合の金銭的なメリットは少なくなります。ただし、予約変更可、取消可等のメリットは大きく、予定が分からない場合にはメリット大。その点は考慮に入れる必要があります。

ANA株主優待券の入手方法

ANA株主優待券の入手方法は主に、ANA株主になる、金券ショップやオークションで仕入れる、の2つです。

ANA株主になり優待券をゲットする

ANAの決算は3月、中間決算は9月。

2024年3月の権利付き最終日は3月27日（水）、権利落ち日は3月28日（木）になり、配当及び優待券を得たい場合は3月27日までに購入する必要があり、3月28日になれば株を手放してもOKです。

11月10日の終値は3,068円。1枚得ようと思ったら31万円くらい必要です。

以下の通り株主優待券を得ることができます。

金券ショップ、オークション

簡単に仕入れることができる金券ショップやオークションは便利です。

一時期6,000円を超えていましたが、2019年に入り少し下落。そして、新型コロナの影響でさらに下落。

2023年11月に行った横浜市内のショップは2,500円でした。最近は下がってます。できるだけ期限が長い分を持って保有しておいてください。

こちらのサイトで金券ショップでの大体の売値が分かります。参考になりますよ。

http://soratobu-kabuyu.com/ana/index.html

＊金券ショップ、オークションで売られている株主優待には割引冊子が入っていないものが殆どです。（国内搭乗優待券のみ）オークションだとセットで売られていることもあります。

2023年11月に届いたANA株主優待

私も優待目的でANA株を保有しています。（直近は上がってきたのが嬉しい）

2023年11月10日に届いた優待はANAグループで使える優待券、優待運賃に利用できる券があります。去年から変更点あり。今まではグループごとに分かれていたのですが、グループ共通券として生まれ変わりました。計18枚。どのサービスを使っても良し。この点は使いやすくなりました。

尚、2019年4月1日からANAカード割引が10％から5％に変更になったので、10％割引クーポンの価値は高まりました。

ANA FESTAで30%還元を受ける裏技。さらにマイル積算も！

冊子はヤフオク等のオークションや金券ショップで数百円で購入できるので（金券ショップが安い。100円の所もあり）、空港のANA FESTAを利用する前に購入するのもありです。

グループ共通券で使えるサービスは以下の通り。

IHG ANAの優待割もお得。IHG公式ページでもOKですがIHG ANAから検索するのが分かりやすいです。ANA 株主優待価格が出てきます。滞在ごとに1枚必要なので、何拍でも1枚です。尚、IHG ANAでは他より安い料金となっていますが、IHG公式と比較するようにしてください。

＊ANAグループで割引利用できる冊子は3月、9月末に100株以上所有している場合にもらえます。

まとめ

ANA株主優待券についてまとめました。

1、2枚あれば何かの時に便利。安心を買うみたいな感じです。

必要でなくなった場合は売れば良いですし（売却はヤフオクの方が高く売れます。メルカリは売買不可）、逆に下がった時に上昇を予想して数枚買っておくのも面白いですよ。

個人的には冊子もメリットが大きいです。ANA　FESTA、ANA IHGで使える共通クーポンはお得。ANAはIHGと提携しているので、宿泊の際のメリットが大きいです。

ANAユーザーならIHGホテルがお得！SFCプランなら朝食無料。ANAカード割引他、特別プラン多数あり。

ANA、JALの株主優待はどっちが便利？どちらを使うかによって変わりますが、ANAとJALの国内線は意外に違いが多いので、どっちが便利かを決める要素は多いです。この辺は面白いですよ。

ANAとJALどっちがおすすめ？ 国内線での違いを徹底比較してみた。