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2019年に入りANA国際線のセール運賃は殆ど出ていません。
むしろ運賃が上がって来ました。JALの方はセールを頻繁に実施していて、以前だと同調する動きを見せていたのですが、最近は殆ど動かず。
ANAの方針が変わってきたと言えるでしょうね。
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ANAとJAL国際線のセール運賃の比較。特典航空券はどう?
ANAもJALもお得運賃(セール)はホームページ上で紹介しています。
東南アジアを見てみましょう。2019年9月26日現在、ANAはマニラ、ハノイのセール運賃が出ています。
46,000円、42,000円。サーチャージも上がってますし、購入するモチベーションに繋がらない運賃となっています。
一方のJAL。東南アジアだとシンガポール、バンコク、クアラルンプール等メジャー都市でのセールも出ていて、ANAもセール中のハノイ、マニラにいたっては1万円以上安くなっています。
これだけ見るとJALを買いたくなってきますね(笑)東南アジア以外でも同じ傾向です。
加えて、ANAエコノミーの座席指定は一部有料になっている点を考慮すると、上記以上の価格差がある、と言えます。
以前は、JALがセールを出したらANAが、ANAがセールを出したらJALが負けじとセールを出す動きを見せていたのですが、最近、特にANAは気にするそぶりも見せません(笑)これは方針なのでしょうね。
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ANA運賃は高くなっている。では特典航空券はどう?
2018年12月からJAL特典航空券は変動制になりました。
時期(需要)によって必要マイル数が変わってきます。エコノミーだと以前に比べ少ないマイルで利用できる路線もありますが、基本は必要マイルの上昇、いわゆる改悪です。
例えば、東京ロサンゼルスの片道ビジネスクラスが82,500が最小で、最大はなんと198,000マイル!
マイルを出せば繁忙期でも席を確保できるようになった点は改善ですが、このように大幅増となりJALマイルでJAL運航便を取るのが(特にビジネスクラス)が難しくなってきました。
では、ANAはどうなの?
ANAは変わらず。必要マイル数の変更は今のところありません。従って、国際線の特典航空券はANAの方が使いやすいと言えるでしょう。
加えて、国際線の減額マイルキャンペーン等、マイルを使ってもらうキャンペーンの実施が目立ちます。
国内線もJALのどこかにマイルに対抗し『トクたびマイル』でマイルを消費してもらうようなキャンペーンを実施しています。
ANAもいずれは国際線において必要マイルの変動制に移行すると思いますが、マイルをいかに消費してもらうかを考えた現状の施策はANAが良く、利用者にとって使いやすいマイレージとなっています。
どちらが修行僧より?
マイルとは別に加算されるポイントで翌年度のステータスを決めます。
ステータスを獲得するために飛行機に乗りまくることを『修行』と言うのですが、どちらが修行僧に優しいかと言えば圧倒的にJALと言えるでしょう。
元々はそこまで差はなかったですが、2018年以降、ANAはSFC会員の特典を減らしています。
際たる例がプレミアムエコノミーへの無償アップグレードの廃止。同時に特典航空券でプレミアムエコノミーが発券できるようになり、こちらもマイルをいかに使ってもらうかに注力するANAの方針が見えてきます。
一方のJALは修行僧よりのキャンペーンが豊富。こうしたキャンペーンは一年ごとに更新されますが、現状ではJALの方が圧倒的に修行僧よりと言えます。
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まとめ
最近のANAとJALの国際線での動きについてまとめました。
ANA国際線の運賃は高くなりました。JALの方が安く現状はJALがおすすめですが、JALもいずれは上げてくるのでは?と考えます。
運賃を上げマイル消費をうながす。企業方針としてはANAに軍配、JALが無理している感もあるので。とは言え、利用者としては安い方が良いですね(笑)
運賃やマイレージ関連をみると違いが多いですが、機内サービスはどう?
JALは国内線でエアバスA350の新機種を投入しましたが、ANAも新シートを2019年秋から順次導入します。普通席にもモニターあり機内での過ごし方が変わりそうです。
ANAとJALの違い。国際線だけを見ても運賃、マイレージ、シートの違いがありますが、国内線も違いが多いです。
どっちが良い?自分に合ってる?比較する材料は意外に多いです。
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