スポンサーリンク
特典航空券は色んな発券の方法があります。
オープンジョーは単純往復ではなく、行きと帰りの空港を別にする発券方法です。
例えば、東京⇒ロンドン、パリ⇒東京の様な感じで。ロンドン⇒パリは独自で移動します。同エリアでの周遊に適している発券方法です。
今回、オープンジョーと別発券を組み合わせることで、出発3週間前の年末年始の発券ができました。往復が取れない場合の選択肢にもなるのでおすすめです。
スポンサーリンク
ANA国際線特典航空券の概要。片道発券は不可、ゾーン制。
ANA国際線特典航空券の概要は以下の通り。
- 往復12,000マイルより利用可能。
- 片道での利用は不可。
- 搭乗の355日前の午前9時から第1区間出発の96時間前まで申込可能。
- 必要マイル数は、出発地・目的地のゾーン、シーズン、クラスによって異なる。
距離ではなくゾーンによって異なります、詳細は以下。
地域 | ZONE | 国 |
日本 | 1 | 日本 |
韓国、ロシア1 | 2 | ソウル、ウラジオストク |
アジア1 | 3 | 北京、 大連、 瀋陽、 青島、 上海、 杭州、 広州、 厦門、
成都、 武漢、香港、 台北、 マニラ |
アジア2 | 4 | シンガポール、バンコク、ホーチミン、ヤンゴン、
ジャカルタ、ムンバイ、デリー、ハノイ、クアラルンプール、 プノンペン |
ハワイ | 5 | ホノルル |
北米 | 6 | ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、サンノゼ、
ワシントン、ニューヨーク、シカゴ、ヒューストン、 バンクーバー、メキシコシティ |
欧州 | 7 | ロンドン、パリ、フランクフルト、ミュンヘン、
デュッセルドルフ、ブリュッセル |
オセアニア | 10 | シドニー、パース |
ANA特典は、ローシーズン(L)、レギュラーシーズン(R)、ハイシーズン(H)の3つに分かれていて、例えば2020年の日本発アジアのシーズンは以下の通り。
- L:1/6~1/14、4/1~4/23、5/11~6/30、12/1~12/17
- R:1/15~3/31、7/1~7/22、8/20~11/30
- H:1/1~1/5、4/24~5/10、7/23~8/19、12/18~12/31
特典航空券の発券方法は色々あります。
例えば、ストップオーバー。途中降機のこと。
東京からタイを目的地にした場合、台北で途中降機して2泊するとか。
これらは航空会社によってルールが異なります。例えば、ANA国際線の特典ででANA運航便の場合は不可、スターアライアンス特典だと往復何れかで24時間以上のストップオーバーが1回可能です。
特典航空券の発券に必要なANAマイルの貯め方はこちらを参考にしてください。意外にシンプル、年数万マイルなら誰でも貯められますよ。
オープンジョーって?
オープンジョーは出発地と到着時が異なる発券方法です。
検索はオープンジョーで可能。複数都市・クラス混在で旅程を入れてもOKです。
国内線の区間も同一空港でなくてOK。
- ANA国際線は国内の区間は2回まで(3区間)
- スターアライアンス便の場合の国内の区間は2回まで(3区間)、
- 国際線の区間は2回まで(3区間)の乗継が可能です。
例えば以下もOK。
- 東京⇒シンガポール⇒福岡
- 東京⇒シンガポール⇒東京⇒福岡
尚、往路到着地と復路出発地が異なる場合は同一エリア内である必要があります。同じエリアでも異なるゾーンの場合の必要マイル数は合算割る2となります。
同エリア内であればオープンジョーが可能です。
エリア1 | 北米、ハワイ等 |
エリア2 | 欧州、中東、アフリカ等 |
エリア3 | 日本、韓国、中国、東南アジア、南アジア、南西太平洋等 |
オープンジョーは同エリア内での周遊に適しています。
例えば北米、ヨーロッパ、そしてアジア内で2回まで可能。時間が取れる場合での周遊も面白いですよ。
スポンサーリンク
発券の経緯
オープンジョーは、よく発券しているのですが、最近だと2019年の年末年始です。
オープンジョーにしたかった訳ではなく、日が迫る中で単純往復で発券できなかったのが理由です。
のりさん
往路、復路で空いている便はいくつかありました。その中で私が選んだ便は以下。
- 関空から香港のビジネスクラス
- バンコクから羽田のビジネスクラス
関東に住んでいるので往路は国内線の羽田関空を付けました。
大型連休時の日本発着便は中々取れないですが、アジア内(香港からバンコクの別発券)は比較的取りやすいです。
のりさん
今回の発券
今回発券したのは以下の通りで旅程としてはシンプルです。
同一エリアでゾーンが違うタイプです。
往路は羽田⇒関空⇒香港、復路はバンコク⇒羽田。
往路で関空経由にしたのは羽田発がなかったからです。当日の関空発は4割程度の乗客率でした。国内でも出発地を変えると取れることは多々あります。
必要マイル数は43,000+63,000÷2=53,000マイルでした。諸税は13,910円。
香港からはワンワールド、スターアライアンス、LCCと多くの便がありますが、香港からクアラルンプールまではマレーシア航空を発券しました。
マレーシア航空(ワンワールド)にしたのは、香港のラウンジに行きたかったのが理由です。
キャセイの本拠地の香港。ラウンジは豪華でおすすめです。JAL JGCで同行者1名とともに利用可能。
オープンジョーにすると、別発券が必要になりますが(航空券、バス他による移動手段)、LCC便が多いアジア内での発券は比較的容易で、かつ安く航空券を押さえることができるのでおすすめです。
スポンサーリンク
まとめ
オープンジョーは地方からの場合は国内線での乗継が可能ですし、
海外における同一エリア内での周遊に適しています。
検索は国際線特典航空券からオープンジョーで検索可能ですが、大型連休時だと空きが出てこないので、予め利用したい路線の空きを確認(往路、復路のどちらかは適当に検索)して検索した方が良さそうです。
私自身、特典航空券のオープンジョーはよくやります。単純往復が取れない時、或いは他の航空券と組み合わせたり。
往路はスターアライアンス便で行き、復路はワンワールド便、或いはLCCで。とても便利です。
往復で取れれば一番なのですが繁忙期の直前だと厳しいです。そんな時、オープンジョーは選択肢の一つになりますよ。
マイルの貯め方はこちらを参考にしてください。ソラチカルートが終了し2020年は新しいルートが主流になります。
コメントを残す