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ANAが導入しているエアバスA320ファミリー。
近年ANAはボーイングだけでなくエアバスも中長期的計画の中で主力機として迎い入れています。
2019年5月24日就航が決まった成田ホノルル線に投入される2階建てのエアバスA380はホットな話題ですね。
A320ファミリーの中でもA320neoは近距離国際線用、A321neoは国内線用として活躍中。
A320neoの初便は2016年12月。その後、導入されている新しい飛行機はピカピカで新車に乗っている時のようなワクワク感があります。国内線でも普通席にはモニターが装備され楽しめる要素が満載。
さて、A320neoは国際線用として運用されていますが、主に関空発着の路線で国内線でも運航されている場合があります。
そんなA320neoに余ったアップグレードポイントを利用してプレミアムクラス、そして別の日に普通席を利用したのでしたのでレポートします。
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目次
ANA国内線プレミアムクラス、普通席をA320neoで体験。違い、ラウンジ。
A320ファミリー、neoについて
エアバスA320は現在、世界中で最も多く飛行している飛行機で主にLCCや近距離線用として導入されています。
日本だとピーチ、ジェットスター、バニラエア、スターフライヤーが同機種を採用。
スターフライヤーがA320を採用した理由について当初こう述べています。
- A320の方が競合機種に比べ胴体が長いのでゆったりしている。
- 貨物コンテナの搭載が可能。ばら積みする必要はない。
加えて、機種を統一することによりメンテやコスト削減につながる点があります。メリットが多いA320。
A320にneoが付いているのが新しいタイプです。
NeoとはNew engine optionのこと。
従来のA320に比べて燃費性能が15%改善、航続距離は7%長くなっています。改良版ですね。
A320neoはこんな飛行機です。小型機ですね。
A320neoのシートマップは以下。全長はA320と同じです。
国際線用でビジネスクラスが2-2の配列で8席、普通席が3-3の配列で138席の計146席。国内線利用時はビジネスクラスがプレミアムクラスになります。
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全長がほぼ同じLCCの標準が180席なので全く違います。
ちなみにスターフライヤーは150席。こちらはプレミアムクラス(ビジネスクラス)はなく普通席のみなので、1席の余裕で言えば断トツになります。
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A320neo普通席搭乗記 関空から羽田へ
国際線仕様なので全席にタッチパネルが標準装備されています。10インチ。新しいので綺麗ですね~
普通席は3-3の配列です。
A320の安全のしおり。WiFi搭載機ですが、国際線用機材なので国内線でWiFiは利用できません。
その代わり、タッチパネル式モニターで音楽を聴いたり、ビデオを見たりすることができます。
足元はこんな感じ。エコノミーの標準仕様。
アメトークを見ました。番組、音楽は月によってプログラムが変わります。
関空から羽田と短いフライトなので寝ても良かったのですが、タッチパネルのモニターをいじっていると面白いので、ビデオを見たり音楽を聴いたりしていました。
そんなこんなで羽田に到着。
A320neoは国際線用なので国内線だと関空発着の羽田、福岡と言った路線の一部の日しか運用されていないので、乗る機会はあまりありません。
ただし、A321neoは国内線仕様。2018年12月現在8機導入していますが、ANAは全部で20機以上発注しているので今後は増えていきます。
かなり快適、モニターがあり楽しめるので便を選べるならエアバスA321を選んでみてください。
プレミアムクラスへアップグレード
ANA国内線は普通席とプレミアムクラスの2シート。
プレミアムクラスは2日前からアップグレードが可能。路線によって金額は違ってきます。アップグレードポイントを使ってアップグレードが可能。国内線一律4ポイント。
アップグレードポイントとは1月から12月のANA運行分の利用に応じて翌年度にもらえるポイントです。
最高で100ポイント。ちなみにSFC修行を50,000ポイントで終了して全てをANA便で利用した場合にもらえるポイントは20ポイントです。
関空から羽田は距離は短くあまり楽しめないのでアップグレードする予定はなかったのですが、運行機材をふと確認するとA320neoでした。
これは乗らなきゃ!と言うことで保安検査通過後のANAラウンジでアップグレードをお願いしました。
アップグレードポイントの使い方についてはこちらを参考にしてください。
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A320neoプレミアムクラス搭乗記
優先保安検査場。ANAプレミアムメンバー、スターアライアンス・ゴールドメンバー、プレミアムクラス搭乗時に利用可能です。
保安検査を抜けるとANAラウンジです。
こちらも同じくANAプレミアムメンバー、スターアライアンス・ゴールドメンバー、プレミアムクラス搭乗時に利用可能です。
搭乗前に生ビールを一杯。週末だったので頂きました。
尚、関空には保安検査前に提携するクレジットカードで利用できるラウンジ、プライオリティパスで利用できるラウンジもあります。
そしてプレミアムクラス搭乗。
プレミアムクラスは2-2の配列。
A320neoは国際線用機材なので、国際線時はビジネスクラスとして運用されています。
シートは新しくテンションが上がります。
リクライニング用のボタン。
PC電源、USBポート。尚、普通席でも同じように下部に標準装備されています。
食事用のテーブル。PCも置いて作業が可能なくらいです。
足元を伸ばすとこんな感じです。
関空から羽田は1時間ほどのフライト。プレミアムクラスは食事があります。シートベルト着用のサインが消えると機内は慌ただしくなり食事の用意が始まります。
食事が終わると食後のコーヒーを勧められすぐに後片付け。コーヒーを飲み終えるころにシートベルト着用のサインが点灯する、ざっくり言えばそんな流れです。短いフライトで食事をサーブするCAさんの頑張っている姿が印象的です。
メインはデミグラスチーズハンバーグでした。
この日のメニューはこんな感じでした。
- ミネストローネのジュレ。スモークサーモンマンゴーロール。
- タコ唐揚げとセロリのマリネBBQソース。
- インゲンのサワークリーム和え ヘーゼルナッツの香り。
- ジャージーミートと水菜の生春巻き。
- 生ナムのポテトサラダ。
そして羽田に到着。1時間のフライトなのであっという間ですが、初めてのA320neoなので楽しめました。新しい機種は良いですね~
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まとめ
近年、ANAが導入しているA320ファミリー。A320neoは国際線用ですがA321neoは国内線用として運用されています。初号機を含む発注数が20機を越えるので今後お目にかかる時も多いでしょう。
2018年12月現在、A321neoは羽田からだと関西、函館、広島、徳島、高知、大分、熊本等。伊丹からは新千歳、函館と言った路線で運用されています。
機会があればぜひ利用してみてください。国内線でモニター付きなので子供も楽しめますよ。
さて、2019年にホノルル線で導入される2階建てのエアバスA380ですが、2021年を持って生産中止になることが決定しました。
今後、乗る機会が徐々に減るとは思いますが当分は影響はないでしょう。機会があれば2階建てのA380を利用してみてください。
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