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JALカードのツアープレミアム。
マイル積算50%や70%の運賃(ツアーを含む)でもツアープレミアムに入っているとマイルが100%加算されます。しかも年2,200円で。
飛ぶ機会が多いほどお得なJALカードのサービスです。
逆に飛ぶ機会がなければお得さはありません。
私自身、ツアープレミアムに入っていて4年になりますが、振り返り改めてお得だったかを検証してみました。
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目次
JALカード ツアープレミアムについて
JALカードプレミアムって?
- JALカード年会費に2,200円(税込)
- 対象クラスでJALグループ便に搭乗の場合、通常のフライトマイルに加えてボーナスマイルが加算される。合計で区間マイルの100%のマイルが貯まる。
- ツアープレミアムは、FLY ON ポイントの積算対象にならない。
先ずJALカードに入会が前提です。
- 登録はJALカード登録者(本人、家族会員)。
- 法人会員は登録不可。
- 登録月の翌年の同月末までの一年がサービス期間。その後、自動延長になります。
登録はJALホームページからJALカードに進んでください。
最もマイルが恩恵があるのが50%加算の海外ツアーです。特に長距離の欧米路線で50%が100%になるのはかなりの威力です。
例えば、JALclub-aカード保有で羽田ニューヨークのエコノミーツアーに参加した場合は以下。
- 50%とすると片道4,203マイル
- ツアープレミアムに加入していると100%加算の7,564マイル
- 片道3,361マイル、往復で6,722マイルの違い。
全然違いますね。2,200円の年会費の元はすぐに取れます。
ツアープレミアムの対象となる予約クラス
ツアープレミアムの対象となる予約クラスがあります。
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国際線で対象となる予約クラス
国際線の予約クラスについて詳しくみていきます。
積算30%のQ,Nはあまりないので、海外ツアーを含む殆どで100%加算の対象となります。
海外ツアーでビジネスクラスIの70%も対象となります。海外50%ツアーだと倍のマイルが加算されますので、これほど割りの良いシステムはないでしょう。
注意点としては、現在プレミアムエコノミーの全てのクラスで100%積算運賃ですが、2020年10月1日からEクラスの70%運賃が追加されます。
Eクラスもツアープレミアムの対象です。Eクラスを利用する場合は、ツアープレミアムに入った方がお得と言えます。
国内線対象となる予約クラス
国内線で100%加算の対象となる予約クラスは以下のとおり。
最もお得なのがツアーですね。格安ツアーで100%加算になるとは夢の様です。*『JMBマイルが貯まります』マークが無い場合は加算にならないこともあります。
対象 | 積算率 | ツアープレミアム |
先得割引、スーパー先得、 | 75% | 100% |
ウルトラ先得、乗継割引28 | ||
パッケージツアーに適応される個人包括旅行割引運賃 | 50% | 100% |
次に、JAL国内線の予約クラスの詳細をみていきます。
50%のパッケージツアー、70%の先得運賃は対象ですが、特便割引とか株主割引は対象ではありません。
大人普通運賃、往復割引、JALビジネスきっぷ、eビジネス6、 特別乗継割引、離島割引等 |
100% |
特便割引1、特便割引3、特便割引7、特便割引21、 先得割引タイプA、先得割引タイプB、スーパー先得、 ウルトラ先得、株主割引、乗継割引7、乗継割引28等 |
75% |
個人包括旅行割引運賃 | 50% |
対象とならない特便運賃とは搭乗日2カ月前9時30分から搭乗日の前日まで予約ができるもので、直近だとこの特便運賃が多いです。
運賃だけを見るとツアープレミアム対象の先得(先得は28日前まで可能)が安いのでこちらを選択するのが自然に見えますが、先得割引は取消料が50%と高いので(特便は路線その他によって違ってきます)、その点を考慮する必要があります。
実際にどれだけマイルが違ってくるかを検証
先ずは成田ーパリのツアーにて。
- 通常の50%加算だと往復で6,194マイル。
- JALカードCLUB-A会員だと25%加算なので7,742マイル。
- JALカードCLUB-A会員でプレミアムツアーに加入すると13,936マイル。
かなりの差ですね、年会費2,200円の元は十二分に取れるでしょう。
違いは往復で14,000マイルほど。すごいですね。
次に国内線の羽田那覇。
- 先得で75%加算だと往復で1,476マイル。
- JALカードCLUB-A会員だと25%加算なので1,846マイル。
- JALカードCLUB-A会員でプレミアムツアーに加入すると2,338マイル。
これにJALのステータスがあれば更に違ってきます。
搭乗回数によって違ってきますがツアープレミアムの年会費2,200円は払う価値はありそう。
JALカードを持つことは、JALマイルを貯める、JAL便に乗る、と言う流れの人が多いでしょうから、入るのが自然ではないでしょうか。
一方、あまり搭乗しないのであれば必要ないので、どれだけメリットがあるかを比較するのも良いでしょう。
JAL修行を始める場合は入った方がメリットが大きいです。修行僧のためにあるようなサービスです笑
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私のケース。入会後の4年間でお得だった年は?
ツアープレミアムはお得だったか?を調べてみました。
2016年はJAL修行をしていたこともあって搭乗回数は多いです
JAL先得運賃で羽田那覇を15回利用しています。
羽田那覇は923マイル、ツアープレミアムだと1,169マイル、その差246マイル。クラスJも同じマイル差になります。
15回×246マイルで3,690マイルの差。
JALマイルの価値を1マイル2円(国際線ビジネスクラスならもっと高く)とすると7,380円、年会費が2,200円なので5,000円ほど得したことになります。
次に2017年。調べてみるとJAL国内線は多く乗っていますが、特典航空券であったり特便運賃だったりします。羽田伊丹が多いのですが直前と言うこともありほぼ特便ですね。
ツアープレミアム加算対象の先得は羽田那覇、羽田福岡のそれぞれ1往復です。
羽田那覇は246マイル、羽田福岡は142マイルの差になり計388マイル。
2017年にツアープレミアムのボーナスで得たJALマイルは388マイル。うーん、年会費が2,200円なのでお得感ゼロと言うか損をしてますね。
2018年、2019年は先得運賃で搭乗する機会が多く、ツアープレミアムで得たマイルが3,000マイル前後。国際線でエコノミークラスを使ったのも大きかったです。
羽田バンコク線の50%運賃で利用したのですが、ツアープレミアムボーナスが1,434マイル。往復だと2,868マイル貯まります。
国際線エコノミーを利用する人も乗るほど恩恵が出てきますね。
4年間でツアープレミアムでお得だったのは3回。まぁ、良しでしょう。先得での搭乗も多いので当分は利用していきたいサービスです。
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まとめ
JALマイルを貯める上で搭乗ボーナスがあるJALカード入会は欠かせません。
ただし、ツアープレミアム入会は、お得なケース、お得でないケースがあります。
恩恵がある人は、JAL海外ツアーによく参加する人。50%、70%のマイル積算が100%になるのは大きい。国際線は距離が長くその分マイルが貯まります。
あとは国内線のツアーを含め先得運賃で利用する機会が多い人。
しかし、羽田伊丹だとツアープレミアムのボーナスが70マイルしかないので、搭乗を重ねないと年会費のペイは難しそう。
路線によって変わります。1マイル2円とすると羽田伊丹なら60回の搭乗、羽田福岡なら30回の搭乗が必要になります。
JALツアープレミアムに入会している方、一度ざっくり算出してみてはいかがでしょう。
JALツアープレミアムはJALカード保有が必須です。JALカードは種類が豊富。どのブランドが良い?それぞれの特典は?こちらで詳しくまとめているので参考にしてください。
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