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デルタ・スカイマイルの利用方法をまとめました。
スカイマイルは特典航空券に交換するための必要マイルが多いのが特徴ですが、片道から利用できサーチャージが必要ない点で魅力なマイレージです。
デルタはニッポン500マイルで独自のキャンペーンを実施していましたが、2020年9月30日で終了することになりました。来年度も継続すると思っていただけに残念。コロナで日本での売り上げ目途がない中でのキャンペーン継続は厳しかったんでしょう。今まで続いてきたことに感謝です。またいつか復活を!
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目次
スカイチームに加盟するデルタ航空。日本発着路線も多数。
日本発着に多くの路線を持つデルタ航空。
成田(3月29日から羽田へ移管)、羽田、中部、関空からの各都市への直行便があります。
ロサンゼルス、デトロイト、シアトル、ホノルル等、北米・ホノルル路線が主になっています。
デルタ航空はスカイチームに加盟。
デルタ航空の上級会員になるとスカイチームにおいても特典を受けることが可能になります。特典航空券も発券可能。
スカイチームに加盟する航空会社は以下の19社です。
デルタ航空、アエロメヒコ航空、エールフランス、大韓航空、チェコ航空、KLMオランダ航空、アエロフロート・ロシア航空、エア・ヨーロッパ、ケニア航空、アリタリア-イタリア航空、タロム航空、ベトナム航空、チャイナエアライン、中国東方航空、厦門航空、アルゼンチン航空、サウディア、ミドル・イースト航空、ガルーダ・インドネシア航空
スカイマイルの特徴
スカイマイルはデルタ航空が発行するマイルです。
スカイマイルは2015年1月1日から距離制から運賃に応じてマイル積算が変わり、フライトによりマイルが貯めづらくなりました。必要マイル数は総じて高めな一方でサーチャージが必要ない点が魅力。サーチャージが高い時は他のマイレージと変わらない総費用で発券が可能です。
スカイマイルでデルタ航空、スカイチームに加盟する航空会社の特典航空券を発券できます。
特典航空券発券の特徴は以下。
- スカイマイルの有効期限がない点は大きなメリット。
- サーチャージ不要。
- 除外日は無し。特典航空券の取消は150米ドル必要。*ダイヤモンド、シルバー会員は無料。
- デルタ運航便は日によって必要マイル数が変動する。
- 他社運行の必要マイル数は変わらない。
デルタマイルで他社特典航空券を発券。
デルタマイル運航便で北米だとびっくりするほどマイルが必要になる場合があるので、他社便の短距離やアジアで使うのがお得です。
デルタマイルは片道発券できるのが良いところ。
アジアで旅行する際、特典航空券、有償チケットが取れない場合はありますよね?そんな時に便利です。
東アジアは大韓航空、チャイナエアライアン等
成田仁川(ソウル)、釜山だと片道エコノミー7,500マイル、ビジネスクラス15,000で発券可能です。運航会社は大韓航空。
成田仁川、釜山(成田他)は最も少ないマイルの使い方ですが、最大2枠しか空いていないので週末は厳しそう。尚、ビジネスクラスは1枠です。取るなら早めがおすすめ。
釜山は良いですよ、飯が旨い。ただし、LCCが安いので航空券が高くなる直近ほどお得です。
成田台北は片道でエコノミー17,500マイル、ビジネスクラス35,000マイル。運航はチャイナエアライン。
羽田台北で上記のように乗り継ぎ(上海浦東)が出てくるのが面白いところです。
上海で乗り継ぐのは少々危険ですが、スカイマイルは乗り継ぎ便が同じ必要マイル数で出てくるので、飛行機にたくさん乗りたいと言う場合には面白い旅程ができそうです。
私も一度特典航空券を発券しました。関空から台北です。
チャイナエアラインの新機材(エアバスA350)が運航していたこと、ちょうど台湾に行きたかったことが理由です。片道発券は便利ですね。
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東南アジア。シンガポールのデルタ航空便は2019年9月に撤退。22,500⇒17,500マイルに改善。
シンガポールは成田線でデルタ運行便がありましたが、2019年9月に撤退しました。
代わりに台北乗り継ぎになりますが、チャイナエアラインを使って利用できます。
エコノミーで17,500マイル。2019年は22,500マイルだったので、まさかの改善。17,500マイルならお得感ありますね!
ビジネスクラスだと45,000マイル。
ビジネスクラスだと他社運行便の方が少ないマイルで利用することも可能です。
バンコクだと同じくエコノミーが片道17,500マイル、ビジネスクラスが45,000マイル。チャイナエアライン、中国東方航空の利用になります。
東南アジアはエコノミーが使いやすいです。他社運行の乗り継ぎになりますが、必要マイル数も少なくおすすめの路線になります。
ヨーロッパはエールフランス、KLMオランダ航空で
パリ(CDG)だとエールフランスの直行便があります。
50,000マイル+諸税3,610円。アムステルダムへもKLMオランダ航空の直行便があり、その他都市だと乗り継ぎで出てきます。諸税が少ないのが魅力です。
パリからロンドンと言ったヨーロッパ間の周遊も良し。エコノミーは15,000マイル、ビジネスクラスは25,000マイル。
尚、ヨーロッパ間のビジネスクラスは機材がA320等の短距離線用になるので、期待はできません。利用するならエコノミーが良いですね。
直行便がない場合はエールフランス、KLMオランダ航空の乗り継ぎ便になります。
北米線
北米線はデルタ運行便が多く利用しやすいです。
エコノミーが56,000マイル、プレミアムエコノミーが74,000マイル。そして、ビジネスクラスは何と180,000マイル!とか。
これはニッポン500でこつこつ貯めて乗ろう!という訳にはいかないですね。北米も基本エコノミーが利用しやすいです。
尚、デルタ運行便は日によって必要マイル数が変動します。
例えば、2020年7月1日だとエコノミー50,000マイル、ビジネスクラスが240,000マイル。
需要に応じて変動します。従って、他社便がある場合は比較し少ないマイル数を選択するのも一つです。
北米間で利用するのも良し。ロサンゼルス、ニューヨークが12,500マイル。
フライト時間も長いですしマイルを使うのはおすすめ。デルタワンと言われるビジネスクラスになると59,000マイルになり必要マイル数がぐっと上がります。
羽田線就航で減額マイルキャンペーンも開催。こうしたキャンペーン時に利用するのはおすすめです。
周遊に便利
ベトナム航空の直行便があるホーチミン、ハノイを結ぶ各都市へ。
香港からホーチミンへエコノミー17,500マイル、ビジネスクラスが45,000マイル。アジアを周遊する際に便利。海外発券時のポジションとしても良いでしょう。
香港からジャカルタだとガルーダインドネシアの直行便があります。
私が発券した路線
台北から香港に向かうのですが、元々はワンワールドのキャセイパシフィック航空を利用する予定でした。ただし、直前だったこともあり特典航空券の空きがなく、航空券も高い。
そこでデルタマイルを利用しました。
チャイナエアラインのエコノミーが17,500マイル、ビジネスクラスが35,000マイル。珍しくなりつつあるボーイング747の便を選択しました。
他の特典で取れない場合の選択肢としてもデルタマイルは優秀です。
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デルタマイルを使ってJTBクーポンを購入
特典航空券以外だとデルタマイルをJTBクーポンに交換することが可能です。
1万マイルから10,000円分のクーポンに交換可能です。
クーポン購入方法は先ずホームからスカイマイルに進み『マイルのご利用』をクリック、次の画面で『マイルでショッピング』へ。*現在、電話のみ受け付けになっているようです。
そして以下の画面で『スカイマイルマーケットプレイス・アジア』 をクリックするとJTBの画面になります。
旅行クーポンは1万、2万、3万と分かれていて1アカウントにつき年最大3万マイルまで購入可能です。購入後はJTBからの郵送を待つ形です。
そして決済の画面に進んでみました。
実際に購入するかはもう少し貯まってから考えたいと思います。
さて、このJTBクーポンですが利用に際し注意事項があります。特に対象会員についてが重要です。
JTBクーポンを購入するにはシルバー以上のステータスか提携のクレジットカードが必要です。詳細は以下の通り。
- 対象会員は、デルタ航空スカイマイル会員のシルバー・ゴールド・ダイヤモンド会員と提携クレジット会員
- 交換対象・・国内パッケージ商品(JTB以外も含む)
- 交換マイル・・1万、2万、3万、で年最大3万マイルまで。
- 利用対象・・クーポン券面の名前と同一人物または配偶者・二親等以内の親族のみ。
- 有効期限 :デルタ航空で発行から6ヶ月以内の出発の旅行に限る。
提携クレジットカードは以下の通りです。
- デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス ゴールド カード
- デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス カード
- デルタ スカイマイル JCB ゴールドカード
- デルタ スカイマイル JCB カード
- デルタ スカイマイル テイクオフ JCB カード
- デルタ スカイマイル SuMi TRUST CLUB プラチナ VISA カード
- デルタ スカイマイル SuMi TRUST CLUB ゴールド VISA カード
- デルタ航空スカイマイル ダイナースクラブ カード
デルタニッポン500が終了し、ステータスか提携のクレジットカードがないと交換できないのは利用しづらいですが、ANAやJALからステータスマッチも可能なので、タイミングをみてステータスマッチするのも良いですね。
スカイマイルの貯め方は?
乗って貯める以外は、ニッポン500マイルで貯める、クレジットカードの入会キャンペーン、ホテルやクレカポイントのポイント移行になります。
ポイント移行については、特典航空券がそれほどお得にならないのでおすすめしません。足らない分を補充するくらいが良いでしょうね。
ニッポン500キャンペーン。2020年9月30日で終了へ。
突然の終了発表でした。
2020年4月1日から2020年9月30日まで。
元々、2021年1月31日までだったのが前倒しで終了へ。コロナで国際線で売上たたないのに他社便でマイル配るのは厳しかったんでしょう。残念ですが、仕方ないですね。
2020年9月塔乗分はOKなので申請はお早めに。貰えるものは貰っておきましょう!
まとめ
スカイマイルの利用は特典航空券かJTBクーポンが考えられます。
デルタマイルと特典航空券をどちらにするかは分かれるとことですが、クーポンは国内限定なので、どちらが良いかは人によります。
私自身は特典航空券で利用しています。片道発券ができるので何かの時に便利です。
スカイマークの特典航空券としても利用できますが、羽田ー新千歳・那覇の往復で2万マイルなので、これも特別安くはなく、お得ではありません。
デルタニッポン500マイルは9月で終了。今後、どうやってデルタマイルを貯めようか。うーん、随分と貯めにくくなりますね。しばらくは、今、保有している分の消化のみ考えたいと思います。
さて、デルタ航空は2020年もステータスマッチを受付中。申請する場合は、コロナが落ち着いてスカイチーム塔乗予定等、良いタイミングで申請したいですね。
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